アモス書 7:1-15

アモス書 7:1-15 新共同訳

主なる神はこのようにわたしに示された。見よ、主は二番草の生え始めるころ、いなごを造られた。それは、王が刈り取った後に生える二番草であった。 いなごが大地の青草を食べ尽くそうとしたので、わたしは言った。 「主なる神よ、どうぞ赦してください。 ヤコブはどうして立つことができるでしょう 彼は小さいものです。」 主はこれを思い直され 「このことは起こらない」と言われた。 主なる神はこのようにわたしに示された。 見よ、主なる神は審判の火を呼ばれた。 火が大いなる淵をなめ尽くし、畑も焼き尽くそうとしたので、 わたしは言った。 「主なる神よ、どうぞやめてください。 ヤコブはどうして立つことができるでしょう 彼は小さいものです。 」 主はこれを思い直され 「このことも起こらない」と主なる神は言われた。 主はこのようにわたしに示された。見よ、主は手に下げ振りを持って、下げ振りで点検された城壁の上に立っておられる。 主はわたしに言われた。 「アモスよ、何が見えるか。」 わたしは答えた。 「下げ振りです。」 主は言われた。 「見よ、わたしは わが民イスラエルの真ん中に下げ振りを下ろす。 もはや、見過ごしにすることはできない。 イサクの塚は荒らされ イスラエルの聖なる高台は廃虚になる。 わたしは剣をもって ヤロブアムの家に立ち向かう。」 ベテルの祭司アマツヤは、イスラエルの王ヤロブアムに人を遣わして言った1 「イスラエルの家の真ん中で、アモスがあなたに背きました。この国は彼のすべての言葉に耐えられません。 アモスはこう言っています。 『ヤロブアムは剣で殺される。 イスラエルは、必ず捕らえられて その土地から連れ去られる。』」 アマツヤはアモスに言った。 「先見者よ、行け。ユダの国へ逃れ、そこで糧を得よ。そこで預言するがよい。 だが、ベテルでは二度と預言するな。ここは王の聖所、王国の神殿だから。」 アモスは答えてアマツヤに言った。「わたしは預言者ではない。預言者の弟子でもない。わたしは家畜を飼い、いちじく桑を栽培する者だ。 主は家畜の群れを追っているところから、わたしを取り、『行って、わが民イスラエルに預言せよ』と言われた。

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