レビ記 1:4-17

レビ記 1:4-17 新共同訳

手を献げ物とする牛の頭に置くと、それは、その人の罪を贖う儀式を行うものとして受け入れられる。 奉納者がその牛を主の御前で屠ると、アロンの子らである祭司たちは血を臨在の幕屋の入り口にある祭壇の四つの側面に注ぎかけてささげる。 奉納者が献げ物とする牛の皮をはぎ、その体を各部に分割すると、 祭司アロンの子らは祭壇に薪を整えて並べ、火をつけてから、 分割した各部を、頭と脂肪と共に祭壇の燃えている薪の上に置く。 奉納者が内臓と四肢を水で洗うと、祭司はその全部を祭壇で燃やして煙にする。これが焼き尽くす献げ物であり、燃やして主にささげる宥めの香りである。 羊または山羊を焼き尽くす献げ物とする場合には、無傷の雄をささげる。 奉納者がそれを主の御前にある祭壇の北側で屠ると、アロンの子らである祭司たちは血を祭壇の四つの側面に注ぎかける。 奉納者がその体を各部に分割すると、祭司は分割した各部を、頭と脂肪と共に、祭壇の燃えている薪の上に置く。 奉納者が内臓と四肢を水で洗うと、祭司はその全部をささげ、祭壇で燃やして煙にする。これが焼き尽くす献げ物であり、燃やして主にささげる宥めの香りである。 鳥を焼き尽くす献げ物として主にささげる場合には、山鳩または家鳩を献げ物とする。 祭司はそれを祭壇にささげ、祭壇で燃やして煙にする。まずその首をもぎ取って、血を祭壇の側面に絞り出す。 次に、餌袋とその中のものを取り除き、祭壇の東側の灰捨て場に捨てる。 それから翼を持って胴を引き裂くが、祭司はこれを裂き切らずに、祭壇の燃えている薪の上で煙にする。これが焼き尽くす献げ物であり、燃やして主にささげる宥めの香りである。