レビ記 8:25-36

レビ記 8:25-36 新共同訳

次に、脂肪と脂尾と内臓に付着するすべての脂肪、肝臓の尾状葉と脂肪に覆われた二つの腎臓と右後ろ肢を切り取り、 更に主の御前に置いてある酵母を入れないパンの籠から、酵母を入れずに焼いた輪形のパン一個、オリーブ油を混ぜて作った輪形パン一個、薄焼きパン一個を取り、脂肪と右後ろ肢の上に置いた。 これらすべてをアロンとその子らの手にささげ持たせ、奉納物として主の御前にささげさせた。 モーセは彼らの手からこれらを受け取ると、焼き尽くす献げ物の上に載せ、祭壇で燃やして煙にした。これが任職の献げ物であって、燃やして主にささげる宥めの香りである。 次にモーセは胸の肉を取り、主の御前に奉納物とした。主がモーセに命じられたとおり、これは任職の献げ物の雄羊のうちからモーセが受けるべき分であった。 次に、モーセは聖別の油と祭壇の上にある血を取って、まずアロンとその子らに、次いで彼らの祭服に振りまいて、アロンとその祭服、彼と共にいるその子らとその祭服を聖別した。 モーセはアロンとその子らに言った。 アロンとその子らはそれを食べよ、とわたしが命じたとおりに、あなたたちは献げ物の肉を臨在の幕屋の入り口で煮て、それを任職の献げ物の籠に入れてあるパンと共に食べなさい。 肉およびパンの残りは焼却しなさい。 あなたたちは七日にわたる任職の期間が完了するまでは、臨在の幕屋の入り口を離れてはならない。任職式は七日を要するからである。 今日執り行ったことは、あなたたちのために罪を贖う儀式を執行せよという主の御命令によるのである。 あなたたちは臨在の幕屋の入り口にとどまり、七日の間、昼夜を徹して、主の託せられたことを守り、死ぬことのないようにしなさい。わたしはそのように命じられている。 アロンとその子らは、モーセを通して主が命じられたことすべてを、そのとおり実施した。