詩篇 102:1-13

詩篇 102:1-13 口語訳

主よ、わたしの祈をお聞きください。 わたしの叫びをみ前に至らせてください。 わたしの悩みの日にみ顔を隠すことなく、 あなたの耳をわたしに傾け、 わが呼ばわる日に、すみやかにお答えください。 わたしの日は煙のように消え、 わたしの骨は炉のように燃えるからです。 わたしの心は草のように撃たれて、しおれました。 わたしはパンを食べることを忘れました。 わが嘆きの声によって わたしの骨はわたしの肉に着きます。 わたしは荒野のはげたかのごとく、 荒れた跡のふくろうのようです。 わたしは眠らずに 屋根にひとりいるすずめのようです。 わたしの敵はひねもす、わたしをそしり、 わたしをあざける者はわが名によってのろいます。 わたしは灰をパンのように食べ、 わたしの飲み物に涙を交えました。 これはあなたの憤りと怒りのゆえです。 あなたはわたしをもたげて投げすてられました。 わたしのよわいは夕暮の日影のようです。 わたしは草のようにしおれました。 しかし主よ、あなたはとこしえにみくらに座し、 そのみ名はよろず代に及びます。 あなたは立ってシオンをあわれまれるでしょう。 これはシオンを恵まれる時であり、 定まった時が来たからです。