エゼキエル書 18:1-14

エゼキエル書 18:1-14 JA1955

主の言葉がわたしに臨んだ、 「あなたがたがイスラエルの地について、このことわざを用い、『父たちが、酢いぶどうを食べたので子供たちの歯がうく』というのはどんなわけか。 主なる神は言われる、わたしは生きている、あなたがたは再びイスラエルでこのことわざを用いることはない。 見よ、すべての魂はわたしのものである。父の魂も子の魂もわたしのものである。罪を犯した魂は必ず死ぬ。 人がもし正しくあって、公道と正義とを行い、 山の上で食事をせず、また目をあげてイスラエルの家の偶像を仰がず、隣り人の妻を犯さず、汚れの時にある女に近づかず、 だれをもしえたげず、質物を返し、決して奪わず、食物を飢えた者に与え、裸の者に衣服を着せ、 利息や高利をとって貸さず、手をひいて悪を行わず、人と人との間に真実のさばきを行い、 わたしの定めに歩み、わたしのおきてを忠実に守るならば、彼は正しい人である。彼は必ず生きることができると、主なる神は言われる。 しかし彼が子を生み、その子が荒い者で、人の血を流し、これらの義務の一つをも行わず、 かえって山の上で食事をし、隣り人の妻を犯し、 乏しい者や貧しい者をしえたげ、物を奪い、質物を返さず、目をあげて偶像を仰ぎ、憎むべき事をおこない、 利息や高利をとって貸すならば、その子は生きるであろうか。彼は生きることはできない。彼はこれらの憎むべき事をしたので、必ず死に、その血は彼自身に帰する。 しかし彼が子を生み、その子が父の行ったすべての罪を見て、恐れ、そのようなことを行わず、