アモス書 1:1-5

アモス書 1:1-5 JCB

アモスはテコアの村に住む羊飼いでした。一日中、丘の中腹にいて、羊が迷い出ないように見張っていたのです。 ある日、神はアモスに、イスラエルに起ころうとしていることを幻の中で語りました。この幻をアモスが見たのは、ウジヤがユダの王、ヨアシュの子ヤロブアムがイスラエルの王であった時で、地震が起こる二年前のことでした。 アモスは見聞きしたことを、次のように報告しています。 主は、ねぐらからほえるどう猛なライオンのように、 シオンの山にある神殿から、大声で叫びました。 すると突然、カルメル山のみずみずしい牧草地が しおれて枯れ、羊飼いはみな、声を上げて泣きました。 主はこう言います。 「ダマスコの民は何度もくり返して罪を犯し、 わたしはそのことを忘れない。 もうこれ以上、処罰を猶予しない。 彼らは穀物を鉄の打穀棒で打つように、 ギルアデでわたしの民を打った。 だから、ハザエル王の宮殿に火を放ち、 ベン・ハダデの堅固なとりでを破壊する。 ダマスコの町の門のかんぬきを折り、 アベンの平野に住む者や、 ベテ・エデンで王位についている者を殺す。 シリヤの民は奴隷としてキルに戻る。」

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