七週の祭りとして、最初の収穫をささげてから五十日目に、その後の収穫の中から、新しい穀物の供え物を持って来なさい。 家で焼いたパンを二つ、主の前で揺り動かしてささげる。パンは、四・六リットルの小麦粉にパン種を入れて焼く。これは収穫物の初穂としてささげるのである。 パンとぶどう酒といっしょに、傷のない一歳の子羊七頭と若い雄牛一頭、雄羊二頭を、焼き尽くすいけにえとして主にささげる。全部を火で焼いてささげる。それがわたしの受け入れるいけにえである。 ほかに、罪の赦しのためのいけにえとして雄やぎ一頭を、和解のいけにえとして一歳の雄の子羊二頭をささげる。 収穫物の初穂としてささげたパンといっしょに、祭司はこれらのいけにえを揺り動かして主にささげる。 その日はすべての民が礼拝に集まる。どんな仕事もしてはならない。これは代々守るべきおきてである。 刈り入れのときは、畑の隅々まで刈り取ってはならない。落ち穂を拾ってはいけない。貧しい人や土地を持たない在留外国人のために残しておきなさい。 第七の月の一日(太陽暦では九月十五日)は、すべての民が礼拝に集まる聖なる記念日である。ラッパを高らかに吹き鳴らし、その時を告げなさい。 その日は一日、どんな仕事もしてはならない。ただ、火で焼くささげ物を主にささげなさい。 すべての民の罪を償う日はその九日後、あなたがたは主の前に集まり、めいめいの犯した罪を悔い、火で焼くささげ物をささげなければならない。 その日は、どんな仕事もしてはならない。主の前で罪の償いをする特別な日だからだ。 その日一日、罪を悔い改めて過ごさないような者はイスラエルから追放され、 その日に仕事をするような者は死刑に処せられる。これはイスラエルの永遠のおきてである。 その日は神聖な安息日だから、謙遜に罪を悔い改めなさい。前日の夕方から、当日の夕方まで丸一日、身を慎んで過ごしなさい。 さらに五日後の第七の月の十五日(太陽暦では九月二十九日)からは、主の前に七日間の仮庵の祭りを祝う。 最初の日はすべての民が仕事を休み、聖なる集会を開く。 祭りの七日間は毎日、火で焼くささげ物を神にささげる。八日目にもう一度、すべての民の聖なる集会を開く。その日も火で焼くささげ物をささげる。これは結びの集会で、仕事はすべて休まなければならない。 以上が毎年の祝祭である。その時は、すべての民が聖なる集会を開き、火で焼くいけにえをささげる。 これらは毎週の安息日とは別に加えられるものである。ふだんのささげ物や誓願の供え物とは別のものをささげなければならない。 なお、収穫の終わる時期に当たる第七の月の十五日から、この七日間の祭りを行う。祭りの最初の日と最終日は聖なる休息の日である。 最初の日に、実のついた果物の木の大枝と、なつめやしの木の葉、川べりにある柳などの葉の茂った大枝を持って来て〔仮小屋を作り〕、主の前で七日間、共に喜び合う。 この祭りは永遠のおきてである。 イスラエルで生まれた者はみな、この七日間を仮小屋で過ごす。 わたしがエジプトからあなたがたを救い出し、仮小屋に住ませたことを永遠に忘れないためだ。わたしはあなたがたの神、主である。」 モーセは人々に、これらの祭りを毎年欠かさず守るよう教えました。
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