エズラが巻物を読み上げると、レビ人のヨシュア、バニ、シェレベヤ、ヤミン、アクブ、シャベタイ、ホディヤ、マアセヤ、ケリタ、アザルヤ、エホザバデ、ハナン、ペラヤなどが人々の中に入って行き、その箇所の意味を説明しました。 律法がどのように命じているかを理解すると、人々はみな泣きだしました。それで、エズラをはじめ、総督の私や補佐役のレビ人たちは、こう言い聞かせました。「このような日に泣いてはならない。きょうは神である主の聖なる日ではないか。 ごちそうを食べてお祝いし、貧しい人には施しをする日なのだ。神である主を喜ぶことこそ、あなたがたの力なのだ。しょんぼりと悲しそうにしていてはいけない。」 「静粛に、静粛に」と、レビ人も声をかけて回り、「そうです。泣くことはないのです。きょうは聖なる日で、悲しみの日ではありません」と言いました。 人々は解散すると、それぞれお祝いのごちそうを食べ、施しをしました。神のことばを聞き、理解することができたので、大いに喜び、盛大に祝ったのです。 翌日、諸族の指導者とレビ人はエズラに会い、律法をもっとくわしく調べることにしました。 すると、その月には仮庵の祭りを祝い、イスラエル人はみな仮小屋に住むようにと、主がモーセに命じていたことがわかりました。 その仮小屋についても、山で取って来たオリーブ、ミルトス、なつめやし、いちじくなどの枝で作るようにとあったので、エルサレムをはじめ全国民にそのおふれが出されました。 人々は実際に出かけて枝を切り出し、自宅の屋上、庭内、神殿の庭、水の門、エフライムの門の広場などに小屋を建てました。 そして祭りの七日間を、その中で暮らしたのです。誰もが喜びにあふれていました。この行事はヨシュアの時代以来、ずっと中断されていたのです。 エズラはこの七日間、毎日、巻物を読み上げ、八日目には、モーセの律法に従って厳粛な閉会礼拝を執り行いました。
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