ダニエル書 7:18-25

ダニエル書 7:18-25 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

しかしついには、いと高き者の聖徒が国を受け、永遠にその国を保って、世々かぎりなく続く』。 そこでわたしは、さらに第四の獣の真意を知ろうとした。この獣は他の獣と異なって、はなはだ恐ろしく、その歯は鉄、そのつめは青銅であって、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。 この獣の頭には、十の角があったが、そのほかに一つの角が出てきたので、この角のために、三つの角が抜け落ちた。この角には目があり、また大きな事を語る口があって、その形は、その同類のものよりも大きく見えた。 わたしが見ていると、この角は聖徒と戦って、彼らに勝ったが、 ついに日の老いたる者がきて、いと高き者の聖徒のために審判をおこなった。そしてその時がきて、この聖徒たちは国を受けた。 彼はこう言った、 『第四の獣は地上の第四の国である。 これはすべての国と異なって、 全世界を併合し、 これを踏みつけ、かつ打ち砕く。 十の角はこの国から起る十人の王である。 その後にまたひとりの王が起る。 彼は先の者と異なり、 かつ、その三人の王を倒す。 彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、 かつ、いと高き者の聖徒を悩ます。 彼はまた時と律法とを変えようと望む。 聖徒はひと時と、ふた時と、半時の間、 彼の手にわたされる。

ダニエル書 7:18-25 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

しかしついには、いと高き者の聖徒が国を受け、永遠にその国を保って、世々かぎりなく続く』。 そこでわたしは、さらに第四の獣の真意を知ろうとした。その獣は他の獣と異なって、はなはだ恐ろしく、その歯は鉄、そのつめは青銅であって、食らい、かつ、かみ砕いて、その残りを足で踏みつけた。 この獣の頭には、十の角があったが、そのほかに一つの角が出てきたので、この角のために、三つの角が抜け落ちた。この角には目があり、また大きな事を語る口があって、その形は、その同類のものよりも大きく見えた。 わたしが見ていると、この角は聖徒と戦って、彼らに勝ったが、 ついに日の老いたる者がきて、いと高き者の聖徒のために審判をおこなった。そしてその時がきて、この聖徒たちは国を受けた。 彼はこう言った、『第四の獣は地上の第四の国である。これはすべての国と異なって、全世界を併合し、これを踏みつけ、かつ打ち砕く。 十の角はこの国から起る十人の王である。その後にまたひとりの王が起る。彼は先の者と異なり、かつ、その三人の王を倒す。 彼は、いと高き者に敵して言葉を出し、かつ、いと高き者の聖徒を悩ます。彼はまた時と律法とを変えようと望む。聖徒はひと時と、ふた時と、半時の間、彼の手にわたされる。

ダニエル書 7:18-25 リビングバイブル (JCB)

だが最後には、いと高き神の民が、代々限りなく世界を治めるようになる。』 次に、第四の獣について尋ねました。それはぞっとするほど恐ろしく、残忍で、鉄の牙と青銅の爪で人々を引き裂き、足で他の人々を踏み殺しました。 また、十本の角と、あとから出て来て、前の十本のうち三本を滅ぼした小さい角のことも尋ねました。その小さい角には目があり、大声で自慢する口があって、他の角よりも強いようでした。 見ていると、その角は神の民と戦って、勝ったのです。 しかしその勝利も、永遠の神が来て法廷を開き、神の民の正しさを立証して、彼らに全世界を治める権威をお与えになるまでのことでした。 王座のそばに立っている人は、このように説明してくれました。 『この第四の獣は、世界を治める第四の国 (一般にはローマ帝国であると言われる)のことだ。 それは他の国々をしのぐ残忍さで、 全世界を食い尽くし、 自分の前にあるすべてのものを打ち壊す。 十本の角は、この国から立つ十人の王のことだ。 それから、もう一人の王が立つが、 他の十人の王より残忍で、 その中の三人の王を打ち倒してしまう。 この王は、いと高き神に反抗し、 聖徒たちを迫害して滅ぼし、 すべての法律、道徳、慣習を変えようとする。 神の民も、三年半の間、この王の手中にあって、 どうすることもできない。

ダニエル書 7:18-25 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

しかし、いと高き者の聖者らが王権を受け、王国をとこしえに治めるであろう。」 更にわたしは、第四の獣について知りたいと思った。これは他の獣と異なって、非常に恐ろしく、鉄の歯と青銅のつめをもち、食らい、かみ砕き、残りを足で踏みにじったものである。 その頭には十本の角があり、更に一本の角が生え出たので、十本の角のうち三本が抜け落ちた。その角には目があり、また、口もあって尊大なことを語った。これは、他の角よりも大きく見えた。 見ていると、この角は聖者らと闘って勝ったが、 やがて、「日の老いたる者」が進み出て裁きを行い、いと高き者の聖者らが勝ち、時が来て王権を受けたのである。 さて、その人はこう言った。 「第四の獣は地上に興る第四の国 これはすべての国に異なり 全地を食らい尽くし、踏みにじり、打ち砕く。 十の角はこの国に立つ十人の王 そのあとにもう一人の王が立つ。 彼は十人の王と異なり、三人の王を倒す。 彼はいと高き方に敵対して語り いと高き方の聖者らを悩ます。 彼は時と法を変えようとたくらむ。 聖者らは彼の手に渡され 一時期、二時期、半時期がたつ。