ヨブ記 10:1-18
ヨブ記 10:1-18 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
わたしは自分の命をいとう。わたしは自分の嘆きを包まず言いあらわし、わが魂の苦しみによって語ろう。 わたしは神に申そう、わたしを罪ある者とされないように。なぜわたしと争われるかを知らせてほしい。 あなたはしえたげをなし、み手のわざを捨て、悪人の計画を照すことを良しとされるのか。 あなたの持っておられるのは肉の目か、あなたは人が見るように見られるのか。 あなたの日は人の日のごとく、あなたの年は人の年のようであるのか。 あなたはなにゆえわたしのとがを尋ね、わたしの罪を調べられるのか。 あなたはわたしの罪のないことを知っておられる。またあなたの手から救い出しうる者はない。 あなたの手はわたしをかたどり、わたしを作った。ところが今あなたはかえって、わたしを滅ぼされる。 どうぞ覚えてください、あなたは土くれをもってわたしを作られた事を。ところが、わたしをちりに返そうとされるのか。 あなたはわたしを乳のように注ぎ、乾酪のように凝り固まらせたではないか。 あなたは肉と皮とをわたしに着せ、骨と筋とをもってわたしを編み、 命といつくしみとをわたしに授け、わたしを顧みてわが霊を守られた。 しかしあなたはこれらの事をみ心に秘めおかれた。この事があなたの心のうちにあった事をわたしは知っている。 わたしがもし罪を犯せば、あなたはわたしに目をつけて、わたしを罪から解き放されない。 わたしがもし悪ければわたしはわざわいだ。たといわたしが正しくても、わたしは頭を上げることができない。わたしは恥に満ち、悩みを見ているからだ。 もし頭をあげれば、あなたは、ししのようにわたしを追い、わたしにむかって再びくすしき力をあらわされる。 あなたは証人を入れ替えてわたしを攻め、わたしにむかってあなたの怒りを増し、新たに軍勢を出してわたしを攻められる。 なにゆえあなたはわたしを胎から出されたか、わたしは息絶えて目に見られることなく、
ヨブ記 10:1-18 リビングバイブル (JCB)
ああ、もう生きていたくない。 頼むから、思いきりうっぷんを晴らさせてくれ。 積もる恨みつらみをぶちまけ、 神にこう言おう。 むやみやたらと責めるだけでなく、 なぜそうするのか、わけを聞かせてください。 私を造ったのはあなたです。 その私をしいたげ、さげすみ、 一方では悪人にいい目を見させることは、 はたして正しいことでしょうか。 あなたも、人間と同じように不公平なのですか。 神の寿命はあまりにも短いので、 私の無罪を十分に知りながら ありもしない罪をとがめようと、 私を追いかけ回すのですか。 だれもあなたの御手から私を救い出せないことを 承知のうえで、このようにしているのですか。 あなたは私を造っておきながら 今になって滅ぼそうとなさいます。 お願いです。私がちりで造られたことを 思い出してください。 こんなにも早く、私をちりに逆戻りさせるのですか。 あなたは私を牛乳のように注ぎ出して、 チーズのように固めました。 あなたは私の体を、皮や肉、骨や筋でお造りになり、 いのちを与え、恵みと愛を注いでくださいました。 あなたのいつくしみがあったからこそ、 私は今日まで生き長らえたのです。 ところが、あなたのほんとうのねらいは、 もし私が罪を犯したら断じて赦さず、 滅ぼすことにあったのです。 ほんの少しの落度があるだけで、 たちまち悪い者とされるのです。 たとえ私が正しくても、 そんなことは何にもなりません。 いったいどうすればいいのですか。 立ち上がろうとすると、 あなたはライオンのように襲いかかり、 とどめを刺します。 次々と不利な証言を突きつけ、 いよいよ激しく憤り、新たな手勢をくり出し、 これでもか、これでもかと攻め立てます。 こんなことをするくらいなら、 なぜ、私を生まれさせたのですか。 なぜ、生まれてすぐに殺さなかったのですか。
ヨブ記 10:1-18 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
わたしの魂は生きることをいとう。 嘆きに身をゆだね、悩み嘆いて語ろう。 神にこう言おう。 「わたしに罪があると言わないでください。 なぜわたしと争われるのかを教えてください。 手ずから造られたこのわたしを虐げ退けて あなたに背く者のたくらみには光を当てられる。 それでいいのでしょうか。 あなたも肉の目を持ち 人間と同じ見方をなさるのですか。 人間同様に一生を送り 男の一生に似た歳月を送られるのですか。 なぜわたしをとがめ立てし 過ちを追及なさるのですか わたしが背く者ではないと知りながら あなたの手から わたしを救いうる者はないと知りながら。 御手をもってわたしを形づくってくださったのに あなたはわたしを取り巻くすべてのものをも わたしをも、呑み込んでしまわれる。 心に留めてください 土くれとしてわたしを造り 塵に戻されるのだということを。 あなたはわたしを乳のように注ぎ出し チーズのように固め 骨と筋を編み合わせ それに皮と肉を着せてくださった。 わたしに命と恵みを約束し あなたの加護によって わたしの霊は保たれていました。 しかし、あなたの心に隠しておられたことが 今、わたしに分かりました。 もし過ちを犯そうものなら あなたはそのわたしに目をつけ 悪から清めてはくださらないのです。 逆らおうものなら、わたしは災いを受け 正しくても、頭を上げることはできず 辱めに飽き、苦しみを見ています。 わたしが頭をもたげようものなら あなたは獅子のように襲いかかり 繰り返し、わたしを圧倒し わたしに対して次々と証人を繰り出し いよいよ激しく怒り 新たな苦役をわたしに課せられます。 なぜ、わたしを母の胎から引き出したのですか。 わたしなど、だれの目にも止まらぬうちに 死んでしまえばよかったものを。
ヨブ記 10:1-18 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
わたしは自分の命をいとう。 わたしは自分の嘆きを包まず言いあらわし、 わが魂の苦しみによって語ろう。 わたしは神に申そう、 わたしを罪ある者とされないように。 なぜわたしと争われるかを知らせてほしい。 あなたはしえたげをなし、み手のわざを捨て、 悪人の計画を照すことを良しとされるのか。 あなたの持っておられるのは肉の目か、 あなたは人が見るように見られるのか。 あなたの日は人の日のごとく、 あなたの年は人の年のようであるのか。 あなたはなにゆえわたしのとがを尋ね、 わたしの罪を調べられるのか。 あなたはわたしの罪のないことを知っておられる。 またあなたの手から救い出しうる者はない。 あなたの手はわたしをかたどり、わたしを作った。 ところが今あなたはかえって、わたしを滅ぼされる。 どうぞ覚えてください、 あなたは土くれをもってわたしを作られた事を。 ところが、わたしをちりに返そうとされるのか。 あなたはわたしを乳のように注ぎ、 乾酪のように凝り固まらせたではないか。 あなたは肉と皮とをわたしに着せ、 骨と筋とをもってわたしを編み、 命といつくしみとをわたしに授け、 わたしを顧みてわが霊を守られた。 しかしあなたはこれらの事をみ心に秘めおかれた。 この事があなたの心のうちにあった事を わたしは知っている。 わたしがもし罪を犯せば、 あなたはわたしに目をつけて、 わたしを罪から解き放されない。 わたしがもし悪ければわたしはわざわいだ。 たといわたしが正しくても、 わたしは頭を上げることができない。 わたしは恥に満ち、悩みを見ているからだ。 もし頭をあげれば、 あなたは、ししのようにわたしを追い、 わたしにむかって再びくすしき力をあらわされる。 あなたは証人を入れ替えてわたしを攻め、 わたしにむかってあなたの怒りを増し、 新たに軍勢を出してわたしを攻められる。 なにゆえあなたはわたしを胎から出されたか、 わたしは息絶えて目に見られることなく、