ヨブ記 26:6-14
ヨブ記 26:6-14 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
神の前では陰府も裸である。 滅びの穴もおおい隠すものはない。 彼は北の天を空間に張り、 地を何もない所に掛けられる。 彼は水を濃い雲の中に包まれるが、 その下の雲は裂けない。 彼は月のおもてをおおい隠して、 雲をその上にのべ、 水のおもてに円を描いて、 光とやみとの境とされた。 彼が戒めると、天の柱は震い、かつ驚く。 彼はその力をもって海を静め、 その知恵をもってラハブを打ち砕き、 その息をもって天を晴れわたらせ、 その手をもって逃げるへびを突き通される。 見よ、これらはただ彼の道の端にすぎない。 われわれが彼について聞く所は いかにかすかなささやきであろう。 しかし、その力のとどろきに至っては、 だれが悟ることができるか」。
ヨブ記 26:6-14 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
神の前では陰府も裸である。滅びの穴もおおい隠すものはない。 彼は北の天を空間に張り、地を何もない所に掛けられる。 彼は水を濃い雲の中に包まれるが、その下の雲は裂けない。 彼は月のおもてをおおい隠して、雲をその上にのべ、 水のおもてに円を描いて、光とやみとの境とされた。 彼が戒めると、天の柱は震い、かつ驚く。 彼はその力をもって海を静め、その知恵をもってラハブを打ち砕き、 その息をもって天を晴れわたらせ、その手をもって逃げるへびを突き通される。 見よ、これらはただ彼の道の端にすぎない。われわれが彼について聞く所はいかにかすかなささやきであろう。しかし、その力のとどろきに至っては、だれが悟ることができるか」。
ヨブ記 26:5-14 リビングバイブル (JCB)
死者は裸のまま神の前で震えている。 神はからっぽの空間に天を張り、 何もないところに地をつるす。 神は雨を厚い雲に包み込むが、雲は裂けない。 また、雲で御座を覆い、 海の境界線を決め、昼と夜の境目を設けた。 神がしかると、天の柱は大揺れに揺れる。 神の力によって、海は鎮まる。 神は海の高ぶりを打ち砕く名人なのだ。 天は神の御霊によって美しく晴れ渡る。 神はまた、素早くはって逃げる蛇を刺し殺す。 こんなことは神にすればほんの小さなことで、 御力がかすかにささやいただけにすぎない。 まして、神が大声を出したとしたら、 だれがそれに耐えられるだろう。」
ヨブ記 26:6-14 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
陰府も神の前ではあらわであり 滅びの国も覆われてはいない。 神は聖なる山を茫漠としたさかいに横たわらせ 大地を空虚の上につるされた。 密雲の中に水を蓄えられても 雲の底は裂けない。 神は御自分の雲を広げて 玉座を覆い隠される。 原始の海の面に円を描いて 光と暗黒との境とされる。 天の柱は揺らぎ その叱咤に動転する。 神は御力をもって海を制し 英知をもってラハブを打たれた。 風をもって天をぬぐい 御手は逃げる大蛇を刺し貫いた。 だが、これらは神の道のほんの一端。 神についてわたしたちの聞きえることは なんと僅かなことか。 その雷鳴の力強さを誰が悟りえよう。