ミカ書 2:1-9

ミカ書 2:1-9 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

その床の上で不義を計り、 悪を行う者はわざわいである。 彼らはその手に力あるゆえ、 夜が明けるとこれを行う。 彼らは田畑をむさぼってこれを奪い、 家をむさぼってこれを取る。 彼らは人をしえたげてその家を奪い、 人をしえたげてその嗣業を奪う。 それゆえ、主はこう言われる、 見よ、わたしはこのやからにむかって 災を下そうと計る。 あなたがたはその首を これから、はずすことはできない。 また、まっすぐに立って歩くことはできない。 これは災の時だからである。 その日、人々は歌を作ってあなたがたをののしり、 悲しみの歌をもって嘆き悲しみ、 「われわれはことごとく滅ぼされる、 わが民の分は人に与えられる。どうしてこれはわたしから離れるのであろう。 われわれの田畑は われわれを捕えた者の間に分け与えられる」と言う。 それゆえ、主の会衆のうちには くじによって測りなわを張る者はひとりもなくなる。 彼らは言う、「あなたがたは説教してはならない。 そのような事について説教してはならない。 そうすればわれわれは恥をこうむることがない」と。 ヤコブの家よ、そんなことは言えるのだろうか。 主は気短な方であろうか。 これらは主のみわざなのであろうか。 わが言葉は正しく歩む者に、 益とならないのであろうか。 ところが、あなたがたは立ってわが民の敵となり、 いくさのことを知らずに、安らかに過ぎゆく者から、 平和な者から、上着をはぎ取り、 わが民の女たちをその楽しい家から追い出し、 その子どもから、わが栄えをとこしえに奪う。

ミカ書 2:1-9 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

その床の上で不義を計り、悪を行う者はわざわいである。彼らはその手に力あるゆえ、夜が明けるとこれを行う。 彼らは田畑をむさぼってこれを奪い、家をむさぼってこれを取る。彼らは人をしえたげてその家を奪い、人をしえたげてその嗣業を奪う。 それゆえ、主はこう言われる、見よ、わたしはこのやからにむかって災を下そうと計る。あなたがたはその首をこれから、はずすことはできない。また、まっすぐに立って歩くことはできない。これは災の時だからである。 その日、人々は歌を作ってあなたがたをののしり、悲しみの歌をもって嘆き悲しみ、「われわれはことごとく滅ぼされる、わが民の分は人に与えられる。どうしてこれはわたしから離れるのであろう。われわれの田畑はわれわれを捕えた者の間に分け与えられる」と言う。 それゆえ、主の会衆のうちにはくじによって測りなわを張る者はひとりもなくなる。 彼らは言う、「あなたがたは説教してはならない。そのような事について説教してはならない。そうすればわれわれは恥をこうむることがない」と。 ヤコブの家よ、そんなことは言えるのだろうか。主は気短な方であろうか。これらは主のみわざなのであろうか。わが言葉は正しく歩む者に、益とならないのであろうか。 ところが、あなたがたは立ってわが民の敵となり、いくさのことを知らずに、安らかに過ぎゆく者から、平和な者から、上着をはぎ取り、 わが民の女たちをその楽しい家から追い出し、その子どもから、わが栄えをとこしえに奪う。

ミカ書 2:1-9 リビングバイブル (JCB)

夜中に寝床で悪事を企む者は災いだ。 あなたがたは計略を実行するために夜明けに起き出し、 実行する力があるのでやってのける。 その人の財産すべてなのに、 人の土地や家を欲しがり、 詐欺と脅しと暴力でそれを取り上げる。 しかし、神である主は言います。 「あなたがたの悪には悪をもって報いる。 何ものもわたしを止めることはできない。 わたしが見放したあとはもう二度と、 いばって人を見下すことはできなくなる。」 その時、敵はあなたがたをあざけり、 「私たちはおしまいだ。だめになった。 神は土地を没収し、私たちを遠くへ追い払い、 私たちのものを他人にやってしまう」 という、あなたがたの嘆きの歌をまねて、からかう。 その時には、 他人があなたがたの領土の境界線を決める。 「主の民」は連れ去られた所に住むようになる。 「そんなことを言うな」と人々は言う。 「そのようなことをくどくど言うのはやめろ。 そんな話はみっともない。 そんな悪いことが私たちに起こるはずがない。」 ヤコブの家よ。それは正しい答え方だろうか。 主の御霊が、好きでそんな荒々しい話し方を すると思っているのか。そうではない。 その脅しは、あなたがたのため、 正しい道に立ち返らせるためのものだ。 それなのに、今この時まで、 わたしの民はわたしに反抗している。 あなたがたを信頼し、安心して歩いている者の背後から 上着をはぎ取っている。 未亡人を家から追い出し、 その子どもたちから神が与えた権利をもぎ取っている。

ミカ書 2:1-9 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

災いだ、寝床の上で悪をたくらみ 悪事を謀る者は。 夜明けとともに、彼らはそれを行う。 力をその手に持っているからだ。 彼らは貪欲に畑を奪い、家々を取り上げる。 住人から家を、人々から嗣業を強奪する。 それゆえ、主はこう言われる。 「見よ、わたしもこの輩に災いをたくらむ。 お前たちは自分の首をそこから放しえず もはや頭を高く上げて歩くことはできない。 これはまさに災いのときである。」 その日、人々はお前たちに向かって 嘲りの歌をうたい 苦い嘆きの歌をうたって言う。 「我らは打ちのめされた。 主はわが民の土地を人手に渡される。 どうして、それはわたしから取り去られ 我々の畑が背く者に分けられるのか。」 それゆえ、主の集会で お前のためにくじを投げ 縄を張って土地を分け与える者は ひとりもいなくなる。 「たわごとを言うな」と言いながら 彼らは自らたわごとを言い 「こんなことについてたわごとを言うな。 そんな非難は当たらない。 ヤコブの家は呪われているのか。 主は気短な方だろうか。 これが主のなされる業だろうか」と言う。 わたしの言葉は正しく歩む者に 益とならないだろうか。 昨日までわが民であった者が 敵となって立ち上がる。 平和な者から彼らは衣服をはぎ取る 戦いを避け、安らかに過ぎ行こうとする者から。 彼らはわが民の女たちを楽しい家から追い出し 幼子たちから、わが誉れを永久に奪い去る。