箴言 29:1-27

箴言 29:1-27 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

しばしばしかられても、なおかたくなな者は、たちまち打ち敗られて助かることはない。 正しい者が権力を得れば民は喜び、悪しき者が治めるとき、民はうめき苦しむ。 知恵を愛する人はその父を喜ばせ、遊女に交わる者はその資産を浪費する。 王は公儀をもって国を堅くする、しかし、重税を取り立てる者はこれを滅ぼす。 その隣り人にへつらう者は、彼の足の前に網を張る。 悪人は自分の罪のわなに陥る、しかし正しい人は喜び楽しむ。 正しい人は貧しい者の訴えをかえりみる、悪しき人はそれを知ろうとはしない。 あざける人は町を乱し、知恵ある者は怒りを静める。 知恵ある人が愚かな人と争うと、愚かな者はただ怒り、あるいは笑って、休むことがない。 血に飢えている人は罪のない者を憎む、悪しき者は彼の命を求める。 愚かな者は怒りをことごとく表わし、知恵ある者は静かにこれをおさえる。 もし治める者が偽りの言葉に聞くならば、その役人らはみな悪くなる。 貧しい者と、しえたげる者とは共に世におる、主は彼ら両者の目に光を与えられる。 もし王が貧しい者を公平にさばくならば、その位はいつまでも堅く立つ。 むちと戒めとは知恵を与える、わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。 悪しき者が権力を得ると罪も増す、正しい者は彼らの倒れるのを見る。 あなたの子を懲らしめよ、そうすれば彼はあなたを安らかにし、またあなたの心に喜びを与える。 預言がなければ民はわがままにふるまう、しかし律法を守る者はさいわいである。 しもべは言葉だけで訓練することはできない、彼は聞いて知っても、心にとめないからである。 言葉の軽率な人を見るか、彼よりもかえって愚かな者のほうに望みがある。 しもべをその幼い時からわがままに育てる人は、ついにはそれを自分のあとつぎにする。 怒る人は争いを起し、憤る人は多くの罪を犯す。 人の高ぶりはその人を低くし、心にへりくだる者は誉を得る。 盗びとにくみする者は自分の魂を憎む、彼はのろいを聞いても何事をも口外しない。 人を恐れると、わなに陥る、主に信頼する者は安らかである。 治める者の歓心を得ようとする人は多い、しかし人の事を定めるのは主による。 正しい人は不正を行う人を憎み、悪しき者は正しく歩む人を憎む。

箴言 29:1-27 リビングバイブル (JCB)

何度しかられても言うことを聞かない者は、 突然倒れて二度と立ち直れません。 正しい人が治めると国民は喜び、 悪者が権力を握ると嘆きます。 知恵のある子は父親を幸せにしますが、 悪い女とつき合う者は財産を使い果たして、 親に恥をかかせます。 正しいことをする王は国をしっかり治め、 わいろを要求する王は国を滅ぼします。 調子のいいお世辞は罠です。 悪人はそれに足をとられて転びますが、 正しい人は近寄ろうともしないので安全です。 正しい人は貧しい人の権利も認めますが、 神を信じない者は気にもかけません。 愚か者はけんかの種をまき散らし、 知恵のある人は事を丸く収めます。 愚か者と言い争っても無駄です。 相手はかっとなり、感情をむき出しにして、 こちらをさげすむだけです。 神を恐れる人は、 いのちをつけねらう者のためにも祈ります。 神に逆らう者は頭にくるとすぐにどなり、 知恵のある人はじっと我慢します。 悪い指導者の回りには、悪い部下が集まるものです。 金持ちも貧しい人も、 主の前では全く同じように太陽の恵みを受けます。 貧しい人を差別せずに正しく裁く王は、 長く国を治めます。 子どもは、しかられ懲らしめられることで、 何が悪いことなのかを知ります。 わがままいっぱいに育てると、 あとで母親が恥をかきます。 支配者が悪いと国民も悪くなりますが、 正しい人は必ず彼らの滅びを見届けます。 子どもをきびしくしつければ、 老後は幸せに過ごせます。 神を知らない民は好き勝手に振る舞い、 手がつけられませんが、 国中の人が神の教えを守ろうとする国は幸いです。 右から左に聞き流す者は、しかるだけでなく、 懲らしめなければ言うことを聞きません。 短気な者に比べたら、愚か者のほうがまだましです。 使用人を子どものころから甘やかすと、 息子のように大きな顔をするようになります。 短気な者は争いの種をまき散らし、 いつもめんどうに巻き込まれます。 自分を鼻にかけすぎるとたたかれ、 謙遜にしているとほめられます。 悪いとわかっていながら、どろぼうに手を貸す者は、 いつかは自分にいや気がさします。 人を恐れることは危険な罠ですが、 主に頼れば安心です。 正しい裁判をしてほしかったら、 裁判官に取り入ろうとせず、主に任せなさい。 正しい人は悪者のすることが、 悪者は正しい人のすることが大きらいです。

箴言 29:1-27 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

懲らしめられることが多いと人は頑固になる。 彼は突然打ち砕かれ、もう癒すことはできない。 神に従う人が大いになると民は喜び 神に逆らう人が支配すると民は嘆く。 知恵を愛する人は父を喜ばせる。 遊女を友とする者は財産を失う。 王が正しい裁きによって国を安定させても 貢ぎ物を取り立てる者がこれを滅ぼす。 友にへつらう者は 彼の一歩一歩に網を仕掛ける者。 悪を行う者は罪の罠にかかる。 神に従う人は喜びの叫びをあげる。 神に従う人は弱者の訴えを認める。 神に逆らう者はそれを認めず、理解しない。 不遜な者らが町に騒動を起こす。 知恵ある人々は怒りを静める。 知恵ある人が無知な者と裁きの座で対すると 無知な者は怒り、嘲笑い、静まることがない。 無垢な人を憎み、その血を流そうとする者がある。 正しい人々はその命を助けようとする。 愚か者は自分の感情をさらけ出す。 知恵ある人はそれを制し静める。 支配者が偽りの言葉に耳を貸すなら 仕える人は皆、逆らう者となる。 貧しい人と虐げる者とが出会う。 主はどちらの目にも光を与えておられる。 弱い人にも忠実な裁きをする王。 その王座はとこしえに堅く立つ。 懲らしめの杖は知恵を与える。 放任されていた子は母の恥となる。 神に逆らう者が多くなると罪も増す。 神に従う人は彼らの滅びるさまを見るであろう。 あなたの子を諭すなら、安心していられる。 彼はあなたの魂に楽しみを与える。 幻がなければ民は堕落する。 教えを守る者は幸いである。 僕を言葉で諭すことはできない。 理解したとしても、答えないであろう。 軽率に話す者を見たか。 彼よりは愚か者にまだ望みがある。 僕を幼いときから甘やかしていると 後には手のつけられないものになる。 怒りやすい人はいさかいを引き起こし 激しやすい人は多く罪を犯す。 驕る者は低くされ 心の低い人は誉れを受けるようになる。 盗人にくみする者は自分の魂を憎む者 呪いが聞こえても黙っている。 人は恐怖の罠にかかる。 主を信頼する者は高い所に置かれる。 支配者の御機嫌をうかがう者は多い。 しかし、人を裁くのは主である。 神に従う人は悪を行う者を憎む。 神に逆らう者は正しく歩む人を憎む。

箴言 29:1-27 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

しばしばしかられても、 なおかたくなな者は、 たちまち打ち敗られて助かることはない。 正しい者が権力を得れば民は喜び、 悪しき者が治めるとき、民はうめき苦しむ。 知恵を愛する人はその父を喜ばせ、 遊女に交わる者はその資産を浪費する。 王は公義をもって国を堅くする、 しかし、重税を取り立てる者はこれを滅ぼす。 その隣り人にへつらう者は、 彼の足の前に網を張る。 悪人は自分の罪のわなに陥る、 しかし正しい人は喜び楽しむ。 正しい人は貧しい者の訴えをかえりみる、 悪しき人はそれを知ろうとはしない。 あざける人は町を乱し、 知恵ある者は怒りを静める。 知恵ある人が愚かな人と争うと、 愚かな者はただ怒り、 あるいは笑って、休むことがない。 血に飢えている人は罪のない者を憎む、 悪しき者は彼の命を求める。 愚かな者は怒りをことごとく表わし、 知恵ある者は静かにこれをおさえる。 もし治める者が偽りの言葉に聞くならば、 その役人らはみな悪くなる。 貧しい者と、しえたげる者とは共に世におる、 主は彼ら両者の目に光を与えられる。 もし王が貧しい者を公平にさばくならば 、その位はいつまでも堅く立つ。 むちと戒めとは知恵を与える、 わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。 悪しき者が権力を得ると罪も増す、 正しい者は彼らの倒れるのを見る。 あなたの子を懲らしめよ、 そうすれば彼はあなたを安らかにし、 またあなたの心に喜びを与える。 預言がなければ民はわがままにふるまう、 しかし律法を守る者はさいわいである。 しもべは言葉だけで訓練することはできない、 彼は聞いて知っても、心にとめないからである。 言葉の軽率な人を見るか、 彼よりもかえって愚かな者のほうに望みがある。 しもべをその幼い時からわがままに育てる人は、 ついにはそれを自分のあとつぎにする。 怒る人は争いを起し、 憤る人は多くの罪を犯す。 人の高ぶりはその人を低くし、 心にへりくだる者は誉を得る。 盗びとにくみする者は自分の魂を憎む、 彼はのろいを聞いても何事をも口外しない。 人を恐れると、わなに陥る、 主に信頼する者は安らかである。 治める者の歓心を得ようとする人は多い、 しかし人の事を定めるのは主による。 正しい人は不正を行う人を憎み、 悪しき者は正しく歩む人を憎む。