詩篇 22:1-31

詩篇 22:1-31 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)

わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか。なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか。 わが神よ、わたしが昼よばわっても、あなたは答えられず、夜よばわっても平安を得ません。 しかしイスラエルのさんびの上に座しておられるあなたは聖なるおかたです。 われらの先祖たちはあなたに信頼しました。彼らが信頼したので、あなたは彼らを助けられました。 彼らはあなたに呼ばわって救われ、あなたに信頼して恥をうけなかったのです。 しかし、わたしは虫であって、人ではない。人にそしられ、民に侮られる。 すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、 「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。 しかし、あなたはわたしを生れさせ、母のふところにわたしを安らかに守られた方です。 わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。母の胎を出てからこのかた、あなたはわたしの神でいらせられました。 わたしを遠く離れないでください。悩みが近づき、助ける者がないのです。 多くの雄牛はわたしを取り巻き、バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、 かき裂き、ほえたけるししのように、わたしにむかって口を開く。 わたしは水のように注ぎ出され、わたしの骨はことごとくはずれ、わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。 わたしの力は陶器の破片のようにかわき、わたしの舌はあごにつく。あなたはわたしを死のちりに伏させられる。 まことに、犬はわたしをめぐり、悪を行う者の群れがわたしを囲んで、わたしの手と足を刺し貫いた。 わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。彼らは目をとめて、わたしを見る。 彼らは互にわたしの衣服を分け、わたしの着物をくじ引にする。 しかし主よ、遠く離れないでください。わが力よ、速く来てわたしをお助けください。 わたしの魂をつるぎから、わたしのいのちを犬の力から助け出してください。 わたしをししの口から、苦しむわが魂を野牛の角から救い出してください。 わたしはあなたのみ名を兄弟たちに告げ、会衆の中であなたをほめたたえるでしょう。 主を恐れる者よ、主をほめたたえよ。ヤコブのもろもろのすえよ、主をあがめよ。イスラエルのもろもろのすえよ、主をおじおそれよ。 主が苦しむ者の苦しみをかろんじ、いとわれず、またこれにみ顔を隠すことなく、その叫ぶときに聞かれたからである。 大いなる会衆の中で、わたしのさんびはあなたから出るのです。わたしは主を恐れる者の前で、わたしの誓いを果します。 貧しい者は食べて飽くことができ、主を尋ね求める者は主をほめたたえるでしょう。どうか、あなたがたの心がとこしえに生きるように。 地のはての者はみな思い出して、主に帰り、もろもろの国のやからはみな、み前に伏し拝むでしょう。 国は主のものであって、主はもろもろの国民を統べ治められます。 地の誇り高ぶる者はみな主を拝み、ちりに下る者も、おのれを生きながらえさせえない者も、みなそのみ前にひざまずくでしょう。 子々孫々、主に仕え、人々は主のことをきたるべき代まで語り伝え、 主がなされたその救を後に生れる民にのべ伝えるでしょう。

詩篇 22:1-31 リビングバイブル (JCB)

神よ、私の神よ。 どうして、私をお見捨てになったのですか。 どうして、助けるどころか、 うめきさえ聞いてくださらないのですか。 私は昼となく夜となく泣いては、 助けを叫び求めていますのに、 あなたは答えてくださいません。 しかし、あなたはきよいお方です。 私たちの先祖の賛美が、 御座を取り囲んでいました。 あなたに信頼していた彼らを、 あなたは助け出してくださいました。 彼らの叫びを聞いて、救い出してくださいました。 助けを求める人々を、ただの一度も 失望に終わらせなかったのです。 しかし、私は虫けら同然で人間ではありません。 同国人ばかりか、すべての人々から さげすまれています。 私を見ると、だれもがあざけり、 冷笑し、肩をすくめます。 彼らは、こう言って笑います。 「これが、主に重荷を肩代わりしてもらった という男なのか。 主のお気に入りだとうぬぼれていたやつか。 主に助け出されるところを 見せてもらおうではないか。 そうしたら信じてやってもいい。」 主よ、以前はいつも 助けてくださったではありませんか。 母の胎から安全に取り上げ、幼い日々も、 無事に過ごさせてくださったではありませんか。 私は生まれてこのかた、 ずっと主を頼りとして生きてきたのです。 主はいつも私の神でした。 今になって、置き去りにしないでください。 苦難が近づいており、主のほかだれも、 私を助けることはできないのです。 バシャンの巨大な雄牛のように獰猛な敵が、 私を囲んでいます。 まるで獲物をねらってほえたけるライオンのように、 口を開けて近づいて来ます。 私は水のように流れ出し、骨はみなはずれ、 心臓はろうのように溶けてしまいました。 天日で乾かした粘土のようにひからび、 舌は上あごにくっつきました。 主が私を、死のちりの中に置かれたからです。 徒党を組んだ悪人どもが、 群がる野犬のように私を取り巻きます。 私の手足は引き裂かれています。 自分の骨を、一本残らず数えることができるほどです。 私を見てはほくそ笑む、 この悪人どもをごらんください。 彼らはくじ引きで、私の着物を分け合うのです。 ああ主よ、そばにいてください。 ああ、私の力である神よ、 大急ぎで助けに来てください。 死から救い出してください。 私の尊いいのちを、 こんな悪人の手に渡さないでください。 ライオンの口や、野牛の角からお救いください。 そうです、神は答えて、 私を助け出してくださいます。 私はすべての兄弟の前であなたをたたえ、 会衆に向かって、あなたのすばらしいみわざを語ります。 私は語ります。 「主を恐れる人たちよ、主をほめたたえよ。 主の名を恐れ、敬え。 イスラエルのすべての人よ、 主に向かって賛美の歌を歌え。 主は、私の絶望の底からの叫びをさげすまれなかった。 背を向けて立ち去ることはなさらなかった。 叫び声が届くと、主は助けに来てくださった。」 私は全会衆を前にして、主をほめたたえます。 御名を心から敬う人々の前で誓いを果たします。 貧しい者は十分に食べて満足し、 主を求める者は主を見いだして、 御名をほめたたえるでしょう。 その心は永遠の喜びに酔いしれるはずです。 それを目の当たりにした全世界の人々は、 主のもとに立ち返るでしょう。 あらゆる国民が主を礼拝するでしょう。 主は王であって、国々を支配します。 高慢な者も謙遜な者も、 死ぬべき運命にある人はみな、主を拝みます。 私たちの子どもも主に仕えます。 私たちが、主のすばらしさを語り伝えるからです。 のちの世代もまた、 主が私たちのためになさった すべての奇跡のことを聞くでしょう。

詩篇 22:1-32 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)

わたしの神よ、わたしの神よ なぜわたしをお見捨てになるのか。 なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず 呻きも言葉も聞いてくださらないのか。 わたしの神よ 昼は、呼び求めても答えてくださらない。 夜も、黙ることをお許しにならない。 だがあなたは、聖所にいまし イスラエルの賛美を受ける方。 わたしたちの先祖はあなたに依り頼み 依り頼んで、救われて来た。 助けを求めてあなたに叫び、救い出され あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。 わたしは虫けら、とても人とはいえない。 人間の屑、民の恥。 わたしを見る人は皆、わたしを嘲笑い 唇を突き出し、頭を振る。 「主に頼んで救ってもらうがよい。 主が愛しておられるなら 助けてくださるだろう。」 わたしを母の胎から取り出し その乳房にゆだねてくださったのはあなたです。 母がわたしをみごもったときから わたしはあなたにすがってきました。 母の胎にあるときから、あなたはわたしの神。 わたしを遠く離れないでください 苦難が近づき、助けてくれる者はいないのです。 雄牛が群がってわたしを囲み バシャンの猛牛がわたしに迫る。 餌食を前にした獅子のようにうなり 牙をむいてわたしに襲いかかる者がいる。 わたしは水となって注ぎ出され 骨はことごとくはずれ 心は胸の中で蝋のように溶ける。 口は渇いて素焼きのかけらとなり 舌は上顎にはり付く。 あなたはわたしを塵と死の中に打ち捨てられる。 犬どもがわたしを取り囲み さいなむ者が群がってわたしを囲み 獅子のようにわたしの手足を砕く。 骨が数えられる程になったわたしのからだを 彼らはさらしものにして眺め わたしの着物を分け 衣を取ろうとしてくじを引く。 主よ、あなただけは わたしを遠く離れないでください。 わたしの力の神よ 今すぐにわたしを助けてください。 わたしの魂を剣から救い出し わたしの身を犬どもから救い出してください。 獅子の口、雄牛の角からわたしを救い わたしに答えてください。 わたしは兄弟たちに御名を語り伝え 集会の中であなたを賛美します。 主を畏れる人々よ、主を賛美せよ。 ヤコブの子孫は皆、主に栄光を帰せよ。 イスラエルの子孫は皆、主を恐れよ。 主は貧しい人の苦しみを 決して侮らず、さげすまれません。 御顔を隠すことなく 助けを求める叫びを聞いてくださいます。 それゆえ、わたしは大いなる集会で あなたに賛美をささげ 神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげます。 貧しい人は食べて満ち足り 主を尋ね求める人は主を賛美します。 いつまでも健やかな命が与えられますように。 地の果てまで すべての人が主を認め、御もとに立ち帰り 国々の民が御前にひれ伏しますように。 王権は主にあり、主は国々を治められます。 命に溢れてこの地に住む者はことごとく 主にひれ伏し 塵に下った者もすべて御前に身を屈めます。 わたしの魂は必ず命を得 子孫は神に仕え 主のことを来るべき代に語り伝え 成し遂げてくださった恵みの御業を 民の末に告げ知らせるでしょう。

詩篇 22:1-31 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)

わが神、わが神、 なにゆえわたしを捨てられるのですか。 なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、 わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか。 わが神よ、わたしが昼よばわっても、 あなたは答えられず、 夜よばわっても平安を得ません。 しかしイスラエルのさんびの上に座しておられる あなたは聖なるおかたです。 われらの先祖たちはあなたに信頼しました。 彼らが信頼したので、あなたは彼らを助けられました。 彼らはあなたに呼ばわって救われ、 あなたに信頼して恥をうけなかったのです。 しかし、わたしは虫であって、人ではない。 人にそしられ、民に侮られる。 すべてわたしを見る者は、わたしをあざ笑い、 くちびるを突き出し、かしらを振り動かして言う、 「彼は主に身をゆだねた、主に彼を助けさせよ。 主は彼を喜ばれるゆえ、主に彼を救わせよ」と。 しかし、あなたはわたしを生れさせ、 母のふところにわたしを安らかに守られた方です。 わたしは生れた時から、あなたにゆだねられました。 母の胎を出てからこのかた、 あなたはわたしの神でいらせられました。 わたしを遠く離れないでください。 悩みが近づき、助ける者がないのです。 多くの雄牛はわたしを取り巻き、 バシャンの強い雄牛はわたしを囲み、 かき裂き、ほえたけるししのように、 わたしにむかって口を開く。 わたしは水のように注ぎ出され、 わたしの骨はことごとくはずれ、 わたしの心臓は、ろうのように、胸のうちで溶けた。 わたしの力は陶器の破片のようにかわき、 わたしの舌はあごにつく。 あなたはわたしを死のちりに伏させられる。 まことに、犬はわたしをめぐり、 悪を行う者の群れがわたしを囲んで、 わたしの手と足を刺し貫いた。 わたしは自分の骨をことごとく数えることができる。 彼らは目をとめて、わたしを見る。 彼らは互にわたしの衣服を分け、 わたしの着物をくじ引にする。 しかし主よ、遠く離れないでください。 わが力よ、速く来てわたしをお助けください。 わたしの魂をつるぎから、 わたしのいのちを犬の力から助け出してください。 わたしをししの口から、 苦しむわが魂を野牛の角から救い出してください。 わたしはあなたのみ名を兄弟たちに告げ、 会衆の中であなたをほめたたえるでしょう。 主を恐れる者よ、主をほめたたえよ。 ヤコブのもろもろのすえよ、主をあがめよ。 イスラエルのもろもろのすえよ、主をおじおそれよ。 主が苦しむ者の苦しみをかろんじ、いとわれず、 またこれにみ顔を隠すことなく、 その叫ぶときに聞かれたからである。 大いなる会衆の中で、 わたしのさんびはあなたから出るのです。 わたしは主を恐れる者の前で、 わたしの誓いを果します。 貧しい者は食べて飽くことができ、 主を尋ね求める者は主をほめたたえるでしょう。 どうか、あなたがたの心がとこしえに生きるように。 地のはての者はみな思い出して、主に帰り、 もろもろの国のやからはみな、 み前に伏し拝むでしょう。 国は主のものであって、 主はもろもろの国民を統べ治められます。 地の誇り高ぶる者はみな主を拝み、 ちりに下る者も、 おのれを生きながらえさせえない者も、 みなそのみ前にひざまずくでしょう。 子々孫々、主に仕え、 人々は主のことをきたるべき代まで語り伝え、 主がなされたその救を 後に生れる民にのべ伝えるでしょう。

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