主の言葉が再びわたしに臨んだ。 「あなたが買って腰に締めたあの帯をはずし、立ってユーフラテスに行き、そこで帯を岩の裂け目に隠しなさい。」 そこで、わたしは主が命じられたように、ユーフラテスに行き、帯を隠した。 多くの月日がたった後、主はわたしに言われた。「立って、ユーフラテスに行き、かつて隠しておくように命じたあの帯を取り出しなさい。」 わたしはユーフラテスに行き、隠しておいた帯を探し出した。見よ、帯は腐り、全く役に立たなくなっていた。 主の言葉がわたしに臨んだ。 主はこう言われる。「このように、わたしはユダの傲慢とエルサレムの甚だしい傲慢を砕く。 この悪い民はわたしの言葉に聞き従うことを拒み、かたくなな心のままにふるまっている。また、彼らは他の神々に従って歩み、それに仕え、それにひれ伏している。彼らは全く役に立たないこの帯のようになった。 人が帯を腰にしっかり着けるように、わたしはイスラエルのすべての家とユダのすべての家をわたしの身にしっかりと着け、わたしの民とし、名声、栄誉、威光を示すものにしよう、と思った。しかし、彼らは聞き従わなかった」と主は言われる。 あなたは彼らにこの言葉を語りなさい。「イスラエルの神、主はこう言われる。かめにぶどう酒を満たすべきだ」と。すると、彼らはあなたに言うだろう。「かめにぶどう酒を満たすべきだということを我々が知らないとでも言うのか」と。 あなたは彼らに言いなさい。「主はこう言われる。見よ、わたしは、この国のすべての住民、ダビデの王座につくすべての王、祭司、預言者、およびエルサレムのすべての住民を酔いで満たす。 わたしは、人をその兄弟に、父と子を互いに、打ちつけて砕く。わたしは惜しまず、ためらわず、憐れまず、彼らを全く滅ぼす」と主は言われる。 聞け、耳を傾けよ、高ぶってはならない。 主が語られる。 あなたたちの神、主に栄光を帰せよ 闇が襲わぬうちに 足が夕闇の山でつまずかぬうちに。 光を望んでも、主はそれを死の陰とし 暗黒に変えられる。 あなたたちが聞かなければ わたしの魂は隠れた所でその傲慢に泣く。 涙が溢れ、わたしの目は涙を流す。 主の群れが捕らえられて行くからだ。 王と太后に言え。 「身を低くして座れ。 輝かしい冠は あなたたちの頭から落ちた。」 ネゲブの町々は閉じられて開く者はなく ユダはすべて捕囚となり ことごとく連れ去られた。 目を上げて、北から襲う者を見よ。 あなたにゆだねられた群れ 輝かしい羊の群れはどこにいるのか。 指導者として育てた人々が あなたから失われるなら あなたは何と言うつもりか。 女が子を産むときのような苦しみが 必ずあなたをとらえるであろう。 あなたは心に問うであろう。 「なぜ、このような事がわたしに起こるのか。」 あなたの重い罪のゆえに 着物の裾は剥ぎ取られ、辱めを受ける。 クシュ人は皮膚を 豹はまだらの皮を変ええようか。 それなら、悪に馴らされたお前たちも 正しい者となりえよう。
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