エレミヤ書 13:3-23
エレミヤ書 13:3-23 Japanese: 聖書 口語訳 (口語訳)
主の言葉は、再びわたしに臨んで言った、 「あなたが買って腰に結んでいる帯を手に取り、立ってユフラテの川へ行き、その所の岩の裂け目にこれを隠せ」。 わたしは主が命じられたように、行って、これをユフラテの川のほとりに隠した。 多くの日を経てのち、主はわたしに言われた、「立って、ユフラテの川へ行き、あなたに命じて、そこに隠させた帯をその所から取ってきなさい」。 そこでわたしはユフラテの川へ行き、地を掘って、隠した所から帯を取り出したが、その帯はそこなわれて、役に立たなくなっていた。 その時、主の言葉がわたしに臨んだ、 「主はこう仰せられる、これと同じように、わたしはユダの高ぶりとエルサレムの大いなる高ぶりを、破るのである。 この悪しき民はわたしの言葉を聞くことを拒み、自分の心を強情にして歩み、また他の神々に従ってこれに仕え、これを拝んでいる。彼らはこの帯のように、なんの役にも立たなくなる」。 主は言われる、「帯が人の腰に着くように、イスラエルのすべての家とユダのすべての家とをわたしに着かせ、これをわたしの民とし、名とし、誉とし、栄えとしようとした。しかし彼らは聞き従おうともしなかった」。 「あなたはこの言葉を彼らに語らなければならない、『イスラエルの神はこう言われる、酒つぼには、みな酒が満ちる』と。彼らはあなたに言うであろう、『酒つぼに、みな酒が満ちることをわれわれが知らないことがあろうか』と。 その時、あなたは彼らに言わなければならない、『主はこう言われる、見よ、わたしはこの地に住むすべての者と、ダビデの位に座す王たちと、祭司と預言者およびエルサレムに住むすべての者に酔いを満たし、 彼らを互に打ち当てて砕く。父と子をもそのようにすると、主は言われる。わたしは彼らをあわれまず、惜しまず、かわいそうとも思わずに滅ぼす』と」。 耳を傾けて聞け、高ぶってはならない、 主がお語りになるからである。 主がまだやみを起されないうちに、 またあなたがたの足が 薄暗がりの山につまずかないうちに、 あなたがたの神、主に栄光を帰せよ。 さもないと、あなたがたが光を望んでいる間に、 主はそれを暗黒に変え、 それを暗やみとされるからである。 もしあなたがたが聞かないならば、 わたしの魂はひそかな所で、 あなたがたの高ぶりのために悲しむ。 また主の群れが、かすめられたために、 わたしの目はいたく泣いて、涙を流すのである。 王と太后とに告げよ、 「あなたがたは低い座にすわりなさい。 麗しい冠はすでに あなたがたの頭から落ちてしまったからです」。 ネゲブの町々は閉ざされて、これを開く人がない。 ユダはみな捕え移される、 ことごとく捕え移される。 「目をあげて、北の方からくる者を見よ、 あなたに賜わった群れ、 あなたの麗しい群れはどこにいるのか。 彼らがあなたの親しみ慣れた人たちを、 あなたの上に立ててかしらとするとき、 あなたは何を言おうとするのか。 あなたの苦しみは、 子を産む女の苦しみのようでないであろうか。 あなたが心のうちに、 『どうしてこのようなことが わたしに起ったのか』というならば、 あなたの罪が重いゆえに、 あなたの着物のすそはあげられ、 はずかしめを受けるのだ。 エチオピヤびとは その皮膚を変えることができようか。 ひょうはその斑点を変えることができようか。 もしそれができるならば、悪に慣れたあなたがたも、 善を行うことができる。
エレミヤ書 13:3-23 Colloquial Japanese (1955) (JA1955)
主の言葉は、再びわたしに臨んで言った、 「あなたが買って腰に結んでいる帯を手に取り、立ってユフラテの川へ行き、その所の岩の裂け目にこれを隠せ」。 わたしは主が命じられたように、行って、これをユフラテの川のほとりに隠した。 多くの日を経てのち、主はわたしに言われた、「立って、ユフラテの川へ行き、あなたに命じて、そこに隠させた帯をその所から取ってきなさい」。 そこでわたしはユフラテの川へ行き、地を掘って、隠した所から帯を取り出したが、その帯はそこなわれて、役に立たなくなっていた。 その時、主の言葉がわたしに臨んだ、 「主はこう仰せられる、これと同じように、わたしはユダの高ぶりとエルサレムの大いなる高ぶりを、破るのである。 この悪しき民はわたしの言葉を聞くことを拒み、自分の心を強情にして歩み、また他の神々に従ってこれに仕え、これを拝んでいる。彼らはこの帯のように、なんの役にも立たなくなる」。 主は言われる、「帯が人の腰に着くように、イスラエルのすべての家とユダのすべての家とをわたしに着かせ、これをわたしの民とし、名とし、誉とし、栄えとしようとした。しかし彼らは聞き従おうともしなかった」。 「あなたはこの言葉を彼らに語らなければならない、『イスラエルの神はこう言われる、酒つぼには、みな酒が満ちる』と。彼らはあなたに言うであろう、『酒つぼに、みな酒が満ちることをわれわれが知らないことがあろうか』と。 その時、あなたは彼らに言わなければならない、『主はこう言われる、見よ、わたしはこの地に住むすべての者と、ダビデの位に座す王たちと、祭司と預言者およびエルサレムに住むすべての者に酔いを満たし、 彼らを互に打ち当てて砕く。父と子をもそのようにすると、主は言われる。わたしは彼らをあわれまず、惜しまず、かわいそうとも思わずに滅ぼす』と」。 耳を傾けて聞け、高ぶってはならない、主がお語りになるからである。 主がまだやみを起されないうちに、またあなたがたの足が薄暗がりの山につまずかないうちに、あなたがたの神、主に栄光を帰せよ。さもないと、あなたがたが光を望んでいる間に、主はそれを暗黒に変え、それを暗やみとされるからである。 もしあなたがたが聞かないならば、わたしの魂はひそかな所で、あなたがたの高ぶりのために悲しむ。また主の群れが、かすめられたために、わたしの目はいたく泣いて、涙を流すのである。 王と太后とに告げよ、「あなたがたは低い座にすわりなさい。麗しい冠はすでにあなたがたの頭から落ちてしまったからです」。 ネゲブの町々は閉ざされて、これを開く人がない。ユダはみな捕え移される、ことごとく捕え移される。 「目をあげて、北の方からくる者を見よ、あなたに賜わった群れ、あなたの麗しい群れはどこにいるのか。 彼らがあなたの親しみ慣れた人たちを、あなたの上に立ててかしらとするとき、あなたは何を言おうとするのか。あなたの苦しみは、子を産む女の苦しみのようでないであろうか。 あなたが心のうちに、『どうしてこのようなことがわたしに起ったのか』というならば、あなたの罪が重いゆえに、あなたの着物のすそはあげられ、はずかしめを受けるのだ。 エチオピヤびとはその皮膚を変えることができようか。ひょうはその斑点を変えることができようか。もしそれができるならば、悪に慣れたあなたがたも、善を行うことができる。
エレミヤ書 13:3-23 リビングバイブル (JCB)
すると、またことばがありました。 「その帯を取り、ユーフラテス川に持って行き、岩の割れ目に隠せ。」 私は言われたとおりにしました。 かなりしてから、また命令がありました。「もう一度出かけ、あの帯を取り出しなさい。」 私はすぐさま出かけ、隠しておいた岩の割れ目から帯を取り出しました。ところが帯は、かびが生えてぼろぼろになり、とても使いものになりません。 すると、主が言いました。「わたしはこのように、ユダとエルサレムの誇りを腐らせる。 この悪い民は、わたしのことばを聞こうともせず、欲望のままに生活して偶像を拝んでいる。だから、この帯のように全く役に立たなくなる。 帯を腰に巻きつけるように、わたしはユダとイスラエルをわたしに結びつけた。彼らはわたしの名の栄光を現すための、わたしの民である。ところが、彼らはわたしから離れて行った。 彼らに告げなさい。おまえたちのつぼには、ぶどう酒が満ちている。彼らはこう答えるだろう。『そんなことぐらい、わかっている。われわれがどんなに富んでいるかを、教えてもらう必要はない。』 そこで、こう言いなさい。おまえたちの性根は腐っている。わたしは、ダビデの王座につく王、祭司、預言者、それにすべての民が途方にくれるようにする。 父と息子をいがみ合わせる。少しもあわれむことなく、徹底的に滅ぼす。」 主が語ったのだから、素直に聞きなさい。 そのように思い上がり、強情を張ってはいけません。 何も見えない暗闇を送り込まれる前に、 手遅れにならないうちに、神に栄光をお返ししなさい。 闇が覆えば、あなたがたは山につまずき、 倒れます。 その時に、光を探し求めても、 身の毛もよだつ暗闇があるだけです。 それでもなお、耳をふさぐのですか。 もしそうなら、私は心を痛め、 思い上がったあなたがたのために、 一人で嘆き悲しみましょう。 主の民が奴隷になって連れ去られるのです。 とても泣かずにはいられません。 「王と王母に、王座から降りて、 ちりの中に座れと告げなさい。 頭上に輝く冠は奪い取られ、 ほかの人に与えられるからだ。 エルサレムの南にあるネゲブの町々は、 敵の来襲に備えて門を閉めた。 エルサレムは助けにならないので、 自分で自分を守らなければならない。 それに、ユダのすべての民は、奴隷として連れ去られる。 北から攻めて来る軍隊を見よ。 エルサレムよ、おまえの羊の群れはどこにいるのか。 わたしが預けておいた美しい羊の群れはどこか。 わたしがおまえの同盟軍を おまえの支配者とするとき、おまえはどう思うだろう。 おまえは、子どもを産もうとしている女のように、 身もだえて苦しむだろう。 どうしてこんなことが起こったのかと聞くだろう。 何もかも、おまえの犯した多くの罪のためだ。 だからこそ、おまえは 侵入して来た軍隊に辱められ、破壊される。 エチオピヤ人は自分で皮膚の色を変えることが できるだろうか。 ひょうが斑点を消すことができるだろうか。 同じように、悪いことをし慣れたおまえも、 善人になることなどできない。
エレミヤ書 13:3-23 Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳 (新共同訳)
主の言葉が再びわたしに臨んだ。 「あなたが買って腰に締めたあの帯をはずし、立ってユーフラテスに行き、そこで帯を岩の裂け目に隠しなさい。」 そこで、わたしは主が命じられたように、ユーフラテスに行き、帯を隠した。 多くの月日がたった後、主はわたしに言われた。「立って、ユーフラテスに行き、かつて隠しておくように命じたあの帯を取り出しなさい。」 わたしはユーフラテスに行き、隠しておいた帯を探し出した。見よ、帯は腐り、全く役に立たなくなっていた。 主の言葉がわたしに臨んだ。 主はこう言われる。「このように、わたしはユダの傲慢とエルサレムの甚だしい傲慢を砕く。 この悪い民はわたしの言葉に聞き従うことを拒み、かたくなな心のままにふるまっている。また、彼らは他の神々に従って歩み、それに仕え、それにひれ伏している。彼らは全く役に立たないこの帯のようになった。 人が帯を腰にしっかり着けるように、わたしはイスラエルのすべての家とユダのすべての家をわたしの身にしっかりと着け、わたしの民とし、名声、栄誉、威光を示すものにしよう、と思った。しかし、彼らは聞き従わなかった」と主は言われる。 あなたは彼らにこの言葉を語りなさい。「イスラエルの神、主はこう言われる。かめにぶどう酒を満たすべきだ」と。すると、彼らはあなたに言うだろう。「かめにぶどう酒を満たすべきだということを我々が知らないとでも言うのか」と。 あなたは彼らに言いなさい。「主はこう言われる。見よ、わたしは、この国のすべての住民、ダビデの王座につくすべての王、祭司、預言者、およびエルサレムのすべての住民を酔いで満たす。 わたしは、人をその兄弟に、父と子を互いに、打ちつけて砕く。わたしは惜しまず、ためらわず、憐れまず、彼らを全く滅ぼす」と主は言われる。 聞け、耳を傾けよ、高ぶってはならない。 主が語られる。 あなたたちの神、主に栄光を帰せよ 闇が襲わぬうちに 足が夕闇の山でつまずかぬうちに。 光を望んでも、主はそれを死の陰とし 暗黒に変えられる。 あなたたちが聞かなければ わたしの魂は隠れた所でその傲慢に泣く。 涙が溢れ、わたしの目は涙を流す。 主の群れが捕らえられて行くからだ。 王と太后に言え。 「身を低くして座れ。 輝かしい冠は あなたたちの頭から落ちた。」 ネゲブの町々は閉じられて開く者はなく ユダはすべて捕囚となり ことごとく連れ去られた。 目を上げて、北から襲う者を見よ。 あなたにゆだねられた群れ 輝かしい羊の群れはどこにいるのか。 指導者として育てた人々が あなたから失われるなら あなたは何と言うつもりか。 女が子を産むときのような苦しみが 必ずあなたをとらえるであろう。 あなたは心に問うであろう。 「なぜ、このような事がわたしに起こるのか。」 あなたの重い罪のゆえに 着物の裾は剥ぎ取られ、辱めを受ける。 クシュ人は皮膚を 豹はまだらの皮を変ええようか。 それなら、悪に馴らされたお前たちも 正しい者となりえよう。