詩篇 105:1-20

詩篇 105:1-20 口語訳

主に感謝し、そのみ名を呼び、 そのみわざをもろもろの民のなかに知らせよ。 主にむかって歌え、主をほめうたえ、 そのすべてのくすしきみわざを語れ。 その聖なるみ名を誇れ。 主を尋ね求める者の心を喜ばせよ。 主とそのみ力とを求めよ、 つねにそのみ顔を尋ねよ。 そのしもべアブラハムの子孫よ、 その選ばれた者であるヤコブの子らよ、 主のなされたくすしきみわざと、 その奇跡と、そのみ口のさばきとを心にとめよ。 彼はわれらの神、主でいらせられる。 そのさばきは全地にある。 主はとこしえに、その契約をみこころにとめられる。 これはよろず代に命じられたみ言葉であって、 アブラハムと結ばれた契約、 イサクに誓われた約束である。 主はこれを堅く立てて、ヤコブのために定めとし、 イスラエルのために、とこしえの契約として 言われた、「わたしはあなたにカナンの地を与えて、 あなたがたの受ける嗣業の分け前とする」と。 このとき彼らの数は少なくて、数えるに足らず、 その所で旅びととなり、 この国からかの国へ行き、 この国から他の民へ行った。 主は人の彼らをしえたげるのをゆるさず、 彼らのために王たちを懲らしめて、 言われた、「わが油そそがれた者たちに さわってはならない、 わが預言者たちに害を加えてはならない」と。 主はききんを地に招き、 人のつえとするパンをことごとく砕かれた。 また彼らの前にひとりをつかわされた。 すなわち売られて奴隷となったヨセフである。 彼の足は足かせをもって痛められ、 彼の首は鉄の首輪にはめられ、 彼の言葉の成る時まで、 主のみ言葉が彼を試みた。 王は人をつかわして彼を解き放ち、 民のつかさは彼に自由を与えた。