エルサレムの娘たちよ、わたしは黒いけれども美しい。ケダルの天幕のように、ソロモンのとばりのように。 わたしが日に焼けているがために、日がわたしを焼いたがために、わたしを見つめてはならない。わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。しかし、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。 わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。 女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。 わが愛する者よ、わたしはあなたをパロの車の雌馬になぞらえる。 あなたのほおは美しく飾られ、あなたの首は宝石をつらねた首飾で美しい。 われわれは銀を散らした金の飾り物を、あなたのために造ろう。 王がその席に着かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを放った。
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