おごり高ぶって、神の声にさえ耳を貸そうとしない。 だれもこの町と話ができない。 あらゆる懲らしめを拒んでいるからだ。 主に信頼せず、神を求めようとしない。 エルサレムの指導者たちは、 獲物を求めてほえるライオンのようだ。 手に入れることができるなら、 どんなものでもねらっている。 裁判官たちは日暮れの飢えた狼のようだ。 明け方には、獲物の痕跡を残さない。 エルサレムの預言者たちは 自分の利得を求める偽り者だ。 祭司たちは律法に背いて、神殿を汚している。 しかし、主はそんな町の中にいても不正を行わない。 日に日に神の正義が明らかになる。 ところが、だれも注意を払わない。 悪者たちは恥知らずだ。 「わたしは多くの国を切り捨て、 その全領域を荒廃させた。 通りは荒れはてて静まり返り、町々は、 何が起こったかを思い出す者は 一人も残らないまま見捨てられた。 わたしは思った。 『今こそ、彼らはわたしの言うことを聞くだろう。 確かにわたしの警告に耳を傾けるから、 二度と打つ必要はない』と。 ところが、そうではなかった。 どんなに罰しても、夜明けから夕暮れまで、 夕暮れから夜明けまで、悪を行っている。」 それでも、主はこうお語りになる。 「もう少しの我慢だ。 悪に染まったこの国々を告発するために わたしが立ち上がる時が、すぐにくる。 地上の国々を一つに集め、 最も激しい怒りと憤りを下すと決めている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされる。 その時、戻って来るわたしの民の語ることばを 純粋なヘブル語に変え、 全員が共に主を礼拝できるようにする。
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