FCAデボーション:金メダルへの道サンプル

FCAデボーション:金メダルへの道

5日中 2日

謙虚な者の勝利 ( ジョーダン・バローズ選手)

READY:
「謙遜になって主のもとに帰る人に、主は最良の道を教えてくださいます。」 詩篇25章9節
 

SET:

私はいつもベストを求めていました。レスリングでも若い頃から強くなるため何十時間もの練習を重ねていました。自分の実力も認識し、レスリングの世界での自分に重きを置いていました。

いつの間にか試合に勝ち続け、州大会で優勝、全米大会でも2回優勝し、その後2012年ロンドン・オリンピックでは金メダルを獲得しました。想像できるすべての成功を勝ち取ったのです。それ以上にどんな成功を望むことができたでしょうか?

私が求めていたのは、世の中が求める金メダルだけでした。しかし、神様と永遠の宝物は自分の求めていたものとはかけ離れていました。その結果、人間としての究極の成功を手に入れたにも関わらず、私のなかの空虚は無くならずいつもそこにありました。

レスリングの技術講習で、FCAキャンプに参加した時、金メダリストが来ることでアスリートたちが興奮するのではと期待していました。彼らは私に対して感謝はしてくれましたが、彼らのハートが熱く燃え上がったときはイエス・キリストを礼拝しているときでした。子供たちは完全にキリストのとりことなっていたのです。私には何が欠けているのだろう?

彼らのイエス・キリストへの愛は、私を謙虚にさせました。私がすべてを賭けてレスリングに人生をささげていたとき、この若いアスリートたちは永遠に薄れることのないメダル(イエス)に彼らのハート(心)をささげていたのです。その時、私も残りの人生をイエス・キリストをもっと知るために費やしたいと願いました。

人生への新たな思いをもって、キャンプから帰宅しました。イエス・キリストとの交わりで満たされる以外の人生はないと確信しました。レスリング、練習、勝利、金メダルよりも満たされるもの。私もレスリングもいつか消えてなくなる。でもイエス・キリストと生きる人生はそうではない。

まだ自分自身が成長できると知ったとき、私はより強いアスリートになりました。これは信仰の歩みと同じです。日々神様に近づいたり、賛美をささげ神様を誇りに思う機会が、私たちを低いもの(謙虚なもの)とさせ、それこそが真の勝利者の道だからです。私はアスリートとして、オリンピックで金メダルを獲得するほどの頂点を極めました。しかしイエス・キリスト、つまり真の勝利者は、この世に生まれ天の父にすべてをゆだねて、謙虚に歩まれました。私たちは、私たちが持っている能力ではなく、十字架に打ち勝ったイエス・キリストのみに自信をもって歩むべきです。

スポーツがうまくなるために必要な努力をするのは良いことですが、それがあなた自身を見い出すという唯一の焦点であると考えないでください。   あなたの心をあなたの身代わりとなってくださったイエス・キリストにおいて安らかにさせてください。 世俗的な宝は色あせ、娯楽は私たちの心を満たしません。救い主との一体感がない限り、私たちは常に空虚を感じます。   キリストにあって勝利し、謙虚にイエスの模範に従って私たちができる最高のキリストへの捧げものとなりましょう。

 GO:

•   イエス・キリストではなく、自分自身を自慢したいと思ったことはどんなことでしたか?
  • あなたにとって真の謙虚さとはどのような姿ですか?
  •アスリートとしてのトレーニングや人生において、どのように神様に栄光を帰すことができますか?

  

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この読書プランについて

FCAデボーション:金メダルへの道

オリンピック選手やメダリストによって書かれた5日間のFCAリーディングプランです。このシリーズには、より深く学びたい人たちのための御言葉や祈りも含まれています。このシリーズに協力してくれたFCAに感謝します.

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この計画を提供してくれたFCAに感謝します。 詳細については、次をご覧ください。http://www.fca.org