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思考という名の戦場

14日中 2日

真理を知る

“(イエスは言いました。)
「わたしが教えたとおりに生活すれば、ほんとうの弟子と言えます。 あなたがたは真理を知り、その真理があなたがたを自由にするのです」”

- ヨハネ8:31-32 JCBに一部追記

私の著作『思考という名の戦場』に、メアリーの夫であるジョンの話が出てきます。ジョンは控えめなタイプで、子どもの頃に母親から言葉の暴力を受け、友だちからはバカにされてきた経験がありました。そんな彼は人との対立が嫌いで、メアリーの強い意志に立ち向かうことができずにいました。彼の生き方は、まるで妻の奴隷であるかのように見えました。ジョンもメアリーも、お互いを相手のせいにしています。ここで悪魔の働きをもう一度見ていきましょう。

ジョンはこう思い込んでいました。「相手に立ち向かってもどうせ負けるだけで、いいことは何もない。相手と上手くやって行くには、何が起こってもただ黙って受け入れていればいいんだ。」

ジョンはまた、悪魔のウソの一つでもある「自分は神様に愛されていない」ということを信じていました。なぜ彼はそう思うようになってしまったのでしょうか?

ジョンは「自分は愛される価値がない」と感じたために、悪魔のウソを信じていました。「神様がこの世界に向けて、『イエスを信じるなら、あなたは救われるよ』と言っているように感じた。だから信じたけど、『自分には愛される価値がある』と感じたことは一度もなかった。」

これが、悪魔の大きなウソの一つです。「お前はただの人間。お前には何の価値もないよ。」もし「自分は悪い」だとか、「自分には価値がない」などといった考えがあるのなら、悪魔はすでにあなたの思考に要塞を築いています。

ジョンはクリスチャンでしたが、彼の思考は悪魔に囚われていました。彼は「自分が神様にとって大切な存在であること」を知る必要がありました。長い間、彼はその真理を知らずにいました。ジョンの母親は、彼が良い子であることも、彼に価値があることも、神様の子どもであることも教えることがありませんでした。彼の友だちも彼を励ますことはせず、メアリーと結婚してからの数年間で、彼はメアリーに批判され、彼は「自分は救いようのない失敗作だ」とさらに思うようになってしまったのです。

ジョンは自分が愛されていることを知る必要があります。また、パウロやモーセたちと同じように、彼も「神様の国にとって価値のある存在」であることを知る必要があります。イエスは彼のことを気にかけていて、そばにいます。ジョンが思考の戦いに勝利し、悪魔が築き上げた要塞を打ち砕くには、真理を知る必要があります。イエスはこう言いました。「わたしが教えたとおりに生活すれば、ほんとうの弟子と言えます。あなたがたは真理を知り、その真理があなたがたを自由にするのです。」(ヨハネ8:31-32より)神様のことばである聖書を読み、神様に祈り、神様が聖書を通して語ったことについてよく考えることで、ジョンは真理を学ぶことができます。またイエスが言ったように、神様が語ってくれたことばを日常生活に当てはめ、その中で起こることを実際に体験することで、ジョンは学ぶことができるのです。多くの場合、実体験こそが最高の教師です。私も「神様のことば」と「実体験」を通して、神様のことばには力があることを学びました。そして、神様のことばが私たちの思考に築かれた悪魔の要塞を打ち砕くことができることを学びました。

自由へと解放されるためには、戦いの武器が自分に与えられていることを知り、その使い方を学ぶ必要があります。悪魔に反抗し、悪魔を「ウソつき」と呼べるようになった時に、あなたの人生はより良い方向へ向かっていくのです。

祈り

神様、たとえ私が愛されていないと感じていたとしても、私があなたにとって大切な存在であること、そしてあなたに愛されていることを私に思い出させてください。他のクリスチャンたちと同じように、私もあなたにとって大切な存在であり、愛されていることを学べるように助けてください。イエスの名によって、感謝して祈ります。アーメン。

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この読書プランについて

思考という名の戦場

このデボーションは、怒りや混乱、非難、恐れ、疑いなど、どんなものも乗り越えることができる希望をあなたに備えてくれます。これらの知恵を理解することで、あなたは悪魔のウソを見破り、あなたを混乱に陥れようとする悪魔の策略を暴けるようになります。またネガティブな思考に立ち向かえるようになり、思考を変えていく中で勝利を見つけられるようになります。強められ、勇気付けられ、そして何よりも重要な「思考という名の戦場における勝利」をあなたは手にすることができるのです。たとえ一日に一歩ずつだとしても、あなたには悪魔に反撃する力があるのです……!

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この計画を提供してくれたJoyce Meyer Ministriesに感謝します。 詳細については、以下をご覧ください。https://tv.joycemeyer.org/japanese/