イエスが話された物語サンプル

イエスが話された物語

29日中 18日

悔い改め

私たちが苦しむ時、なぜ神はそれをおゆるしになるのでしょうか。

この質問には、色々な答え方があります。その中でも重要な答えの一つは、苦しみが全て悪いというわけではない、ということです。苦痛は癒しをもたらすことがあります。苦痛が私たちの注意力や記憶力を良くする手助けになることもあります。苦痛によって、私たちが神をどれだけ必要としているかを知ることができる時もあります。

「そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。立って、父のところへ帰って、こう言おう、父よ、わたしは天に対しても、あなたにむかっても、罪を犯しました。もう、あなたのむすこと呼ばれる資格はありません。どうぞ、雇人のひとり同様にしてください』。そこで立って、父のところへ出かけた。まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ、哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻した」(ルカの福音書 15章 17-20)。

アルコール依存症の人は、まずどん底まで落ちてからでないと、カウンセラーに助けを求めない、ということはよく知られています。また、この放蕩息子が経験したような痛みと孤独は、彼のプライドを砕き、自分の惨めな罪を告白するように導きました。空腹は、自分の父と神をどれだけ傷つけたかに気づくよう導きました。彼に残されていた唯一の資産といえば、父の息子である、ということだけです。彼は、謙虚に父の元に戻り慈悲を願うことにしました。

聖書は、「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」(ヨハネの手紙 第一 1章9節)と約束されています。これを読んだあなたも、ぜひ今日のうちに罪を告白して、神に罪をゆるしていただきましょう。
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この読書プランについて

イエスが話された物語

イエスはしばしば、「たとえ」を使って話されました。この小冊子では、イエスが話された4つの有名なたとえ話を分かりやすく紹介します。

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この読書プランを提供して下さったTime Of Graceに感謝します。この出版元についての詳細は以下のリンクからご覧いただけます: www.timeofgrace.org