イエスが話された物語サンプル

イエスが話された物語

29日中 8日

復活

セオドア・ルーズベルト大統領は昔「やさしく話し、大きな杖をもっていけ(力を見せてはいけないが、力を使う用意だけはしていけ)」と言いました。強い切り札を持っていると、結果に違いが出ることは誰にでも納得できるはずです。1907年にルーズベルトは、16雙の戦艦を地球の6万880キロ先まで送り、アメリカ艦隊の勢いを世界に見せつけました。真っ白な船体に、金箔の渦巻き模様をあしらった「偉大な純白船」はアメリカが世界トップクラスの軍事力を持っていることを誇示したのでした。

しかし、人は力を見せつけられることによってキリストを信じるようになるのではありません。死人の復活という究極の奇跡を見れば、イスラエルと中近東の人々がみなキリストを信じるようになるかと思うかもしれません。でも、ラザロ(聖書に登場する二人目のラザロ)が復活した時も、キリストご自身が復活された時にも、パウロやペテロによって死人の復活の奇跡が行われたときにも、そうはなりませんでした。

アブラハムは彼に言いました。「アブラハムは彼に言った。『もしモーセと預言者との教えに耳を傾けないのなら、たといだれかが死人の中から生き返っても、彼らは聞き入れはしない』」(ルカの福音書 16章31節)。

もし、聖書に書かれた内容に耳を傾けてその教えを信じるなら、その人は、すでに新しい命を頂くことになります。キリストとつながることで、もう一度真の命につながることができるのです。揺るがされることのない神のみことばは、私たちが死からよみがえり、復活した救い主をこの目で見ることを約束しています。私たちにはこのみことばがあれば、十分なのです。
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この読書プランについて

イエスが話された物語

イエスはしばしば、「たとえ」を使って話されました。この小冊子では、イエスが話された4つの有名なたとえ話を分かりやすく紹介します。

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