罪とは何ですか？

だから、自分の罪をぬぐい去っていただくために、悔い改めて本心に立ちかえりなさい。使徒行伝 3:19 口語訳

イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。罪を犯す者はだれでも罪の奴隷である。奴隷は家にいつまでもいるわけにはいかないが、子はいつまでもいる。だから、もし子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。」ヨハネによる福音書 8:34-36 新共同訳

「罪」のギリシャ語の原語はハマルティアで、「的外れ」という意味です。同じ漢字を使うので「犯罪」と混同してしまいがちですが、聖書でいう罪は本来の目的から外れるという意味があり、犯罪とは違います。

神様から与えられた私たちの目的（的）は何ですか？例えば、イエスの基礎的な教え（山上の垂訓）の中では、隣人を愛すること、人を裁かないことを強調しています。人間関係の目的「的」は愛し、愛されることなので、それを邪魔すること、つまり、裁き、憎しみ、赦さないことなどは全て「的外れ」と言えるでしょう。

神様に造られた本来の目的から離れて、罪の生活を歩み続けると、罪が当たり前になります。例えば、職場で人を裁いたり、その人に苛立ち、恨むことは普通になり、逆に赦し、愛すること、裁かないことの方が不自然になっていくでしょう。これが、イエスが言われたように、罪の奴隷になるということです（ヨハネによる福音書 8:34）。罪の奴隷になると、罪を犯さずにいられない状態になってしまうのです。救い主が必要です。御子イエスに感謝しましょう。

良い知らせです！主に向き直して（悔い改め）、その罪を告白すれば、罪から聖められます。そして、「主の御前から回復の時が来ます」。

• あなたの人生で、的を外れたこととは、何を指しますか？
• 本来の目的（的）とは、実際には何を意味しますか？

祈りと応答：

少し時間をとって、このように祈ってみましょう。

主よ、あなたにある本来の目的（的）を教えてください。
私が、今までの人生で、その的から外れたところを見せてください。
一つ一つをあなたに委ねます。その代わりに、イエスによる赦しと聖めを受け取ります。本来の目的に導いてください。

宣言：

一日中口ずさめるように、また覚えやすいように、御言葉を短くまとめたり、リズムをとってみるのはどうでしょう？

立ち返り 悔い改めのその先に 回復が来る 主の御前から
（使徒行伝 3:19-20 より）