御国がきますように。サンプル

Kingdom Come

15日中 1日

祈り

神よ、私の目を開いて、あなたの目に映る自分の姿を見られるようにしてください。

メッセージ

アイデンティティーとは、自分が何者であるかを自分自身に語る物語です。その物語は人生を通して、影響力のある人間関係や、重要な体験によってつくられていきます。また、世を見るレンズでもあります。無意識のうちにアイデンティティーが多くの決断を導き、私たちが人や状況にどう反応するかに影響を与えることがよくあります。

例えば、過去に「自分は人に好かれない」という考えが植え付けられてしまいますと、周りから拒絶されていると思い込みがちです。あるいは、うまくいったときにしか自分には価値がないという物語に耳を傾ける人は、人生を競争だと捉え、結果次第でテンションが上がったり、気分が落ち込んだりします。

こうした物語、つまり語りかけは驚異的な影響力で私たちの人生を形成します。神はそれをよくご存じです。ですから神は私たちが自分に語ってきた物語を新しい物語に置き換えることで変化をもたらされます。

パウロはエペソ人への手紙で、イエスの信徒が何者であるか、その真の姿を説明する新しい物語についてまず語っています。そして新しい観点、つまり神が見てくださるように自分自身を見ることを教えました。パウロは神が彼らにしてくださったことをひとつひとつたどっています。神がしてくださったことによって信徒の真の姿は示されるのです。パウロが語ったことは、私たちにも当てはまります。これが自分の真の姿だと思うかどうかにかかわらず、また自分がそれに値しなくても、それが真の姿です。神が真の姿だと言われれば、その通りなのです。

黙想

今日の聖書箇所の中でイエスを信じる者として、あなたに当てはまることをリストにしてください。そして書いたことを消化できるように、ゆっくりと読んでみましょう。あなたの心を引きつける真実はどれですか?心に深く刻みたいと思う真実はどれでしょうか?それを付箋やカードに書いて、毎日思い出せるように見えるところに置きましょう。

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この読書プランについて

Kingdom Come

イエスが「豊かな命」を与えてくださるなら、それを手にしたくなるでしょう。私たちは自分を変え、命に満ちた人生を得たいと望んでいます。では、何を変えればよいのでしょう? そして、どのように変えればよいのでしょう?『御国がきますように。(原題 "Kingdom Come")』では、神が招いておられる人生、今までとはまったく違う人生の新しい生き方を探ります。

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この読書プランを提供してくださったNorth Point Publishingに感謝します。詳細については、ウェブサイトをご参照ください。 http://northpoint.org