荒野

はじめに

独身として、全ての必要において主のもとに行く方法を知りたいです。主の愛についての知識に基づき、主にあって強くなる方法を知りたいです。一人でも健康であり、コミュニティーの中でも健康でありたいです。信仰の家族ともお互いに祝福し合いたいです。

パウロが豊かさの中でも欠乏の中でも満ち足りる事を知っていたように、主以外に誰もいなかった絶望の瞬間に主を知った経験から、心の奥に深いものが生まれます。それは主があなたを見ておられ、決してあなたを離れず、見捨てないお方であるという経験です。主の全き愛を経験するということです。あなたが神の良さと誠実さ、そして必要な時にいつも助けてくれることを心の奥底で知る、神との歴史を作るのです。たとえ孤独の中にいても、強く、健康で、完全な存在として立ち上がれます。あらゆる誘惑に負けてしまいそうになる瞬間に、神に立ち返ることです。そのような瞬間に、目に見えなくても真実として、あなたと神との関係が築かれるのです。痛み、恐れ、孤独などの不安な時に選んでしまう気晴らしや逃げ場ではなく、神との関係を築くことを学びます。

デボーション

「他に誰もいなかった時、あなたが私にとって十分であることを教えて下さいました。」

私が独身として生きていくための全ての必要について、自分の周りの人々に期待を寄せすぎていました。 しかし神は恵みと知恵により私を荒野に導かれ、正しい順序を学ばせて下さいました。 神が一番です。 人は二番目です。

神は私と二人きりになるため、私を荒野（人生における渇いた時期）に連れて行かれました。そして私には神しかいない、という時間を用意して下さいました。私は神と二人きりになることに抵抗しました。長時間一人でいるのが怖かったのと、孤独を感じるのが怖かったので、友達や仕事の忙しさでいつも時間を埋めようとしました。

そのような時期に、周りの人々が神に耳を傾けていたことに感謝しています。「荒野」に導かれるのに苦闘していた私に、彼らは直接イエスのもとに行くように言ってくれました。 正直、初めてイエスに直接行くようにと言われた時には、ショックで傷つきそうになりました。 自分一人で？と。 彼らに見捨てられたと感じました。それまで人間関係を頼りにしてきたのです。たった一人で、実体のない聖霊に会いに行けというの？ 物理的には孤独でしょ！ 私は行き詰まっていました。

でもそれは私にとっての最高のアドバイスだったのです。 なぜならそこでイエスを見つけたからです。 主は私の全てに出会って下さいました。私の霊が強められ、自分が霊の中で完全に愛されていること、神は霊の中でいつも共にいてくださることを知りました。それは少しづつ物理的な世界にも流れ出しました。私は霊だけでなく、身体的にも強められ、愛され、一人ではないことがわかりました。

人から「一人じゃないよ、イエスはいつもあなたと共にいるよ」と言われる度に、「そう、私は一人じゃない、私は一人じゃない、一人じゃない」と何度も言いさえすれば、自分の直感ではそうは思えないその真理を信じることが出来ると思いこんでいました。しかし経験によりその真理を知ったので、もう自分を信じ込ませなくてもよくなりました。時々そう感じられない時は、それを信じる選択をしなければならない時もありますが、既にそのことが永遠に変わらない真理だと学びました。

私の中でイエスが一番になりました。 どのようにそれが起こったのか、はっきりとは分かりませんが、それは荒野で起こったのです。他の誰も神に代わることはできないので、ずっと神に私にとっての一番でいて欲しいです。困った時にいつも向かうことのできる人々がいると、神との深い関係を築く機会を逃してしまうことがあります。人生の中で完全に孤独になる時がありますが、その時に神を迎え入れると、他に何もなくとも神だけで十分なのだということを、学べます。そして私たちはそこで学んだこと、すなわち人生のどの時期においても、神が私たちにとって一番であり十分な存在だと知ることができるのです。

イエスと話す

今日の箇所を読みながら、これらの質問をイエスのところに持って行き、話をしてみましょう。

• 私はあなたよりも人間関係を優先していませんか？まず誰に頼っていますか？友人、親、特定の誰か、教会のコミュニティーでしょうか。
• 人生において、あなたが一番であるべき領域の中に、まだ握っていて、あなたに明け渡すべきものはありませんか。

祈り： (勇気のある方だけ祈りましょう！） イエス様、私はあなたが私の心の中で一番になるのを望みます。そのために必要なことを何でもなさってください。