ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅サンプル
エペソでの騒乱が収まった後、パウロはエペソを離れ毎年の五旬節の祭りに間に合うようにエルサレムへ引き返します。その途中、多くの町に立ち寄り福音を述べ伝え、イエスの追随者たちに勇気を授けます。この点において、私たちはパウロとイエスの務の類似点に気づきます。イエスはユダヤ人の毎年の祭り(彼の場合、過越の祭り)にも間に合うようにエルサレムに向けて旅立ちます。またイエスはりつけ台が彼を待っているのを知っていたように、パウロも首都で患難辛苦が待っていることを知っています。そのため、彼は分かれの集まりを計画します。彼はエペソから聖職者を招待し近くの町で会うと、彼が去った後事態はより厳しくなると警告します。また、貧しい人びとを惜しみなく助けるように気を配り、教会を喜んで守り育てるようにも言います。誰もが押しつぶされるような気持ちでパウロに別れの言葉を述べます。彼らは涙を流し、抱きしめ、口づけをし、船の上の人になるまでは彼の側を離れようとしません。
この読書プランについて
ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅は、個人、小グループ、ご家族が40日間かけてルカ文書を読み通すプログラムです。このプランでは参加者がイエスと出会い、ルカの卓越した文学的デザインに没頭するお役に立てばという配慮から、アニメーションビデオや洞察に満ちた要約をちりばめています。
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この計画を提供してくれたBibleProjectに感謝します。 詳細については、https://bibleproject.comをご覧ください。