ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅サンプル

ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅

40日中 32日

ルカは引き続き、パウロがローマ帝国中を巡って福音を伝えたことを私たちに教えてくれます。パウロは道を進みながら、イエスの王国についての福音を力強く伝えたため、多くの者はパウロのメッセージをローマの生き方への脅威として聴きます。しかし、パウロのメッセージをまったく新しい生き方に導いてくれる福音として認める者もやがては出てきます。例えば、ルカはピリピからの獄守について私たちに教えてくれます。パウロとシラスの不当な投獄の物語を読み進んでいくと、彼が出てきます。

パウロと彼の協力者のシラスは町をひどくかき乱したという咎で告発された後、不当にむち打たれ獄に入れられます。彼らはひどく傷つき血だらけになりながらも、獄で目を覚ましたまま横になりながら祈り、神を賛美します。囚人たちは2人が神を讃美する歌を聴いていましたが、その時大きな地震が起こって牢舎の基が激しく揺れ動いたため囚人の鎖が解け、また戸がすべて開きます。獄守はこれを見て囚人が逃げ去ったため処刑されるに違いないと思い、もはやこれまでと刀を抜いて自殺しようとします。しかし、パウロは寸前のところでそれを止め彼の命を救います。それで、かたくなな獄守も心を開き、パウロとシラスの前にひれ伏します。獄守は自分の命も永遠に救われる必要があると気づき、その方法を知りたいと思います。パウロとシラスは福音を伝えたいと真剣に思い、その日のうちに獄守とその家族全員がイエスに従うようになります。

Day 31Day 33

この読書プランについて

ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅

ルカによる福音書と使徒言行録をめぐる旅は、個人、小グループ、ご家族が40日間かけてルカ文書を読み通すプログラムです。このプランでは参加者がイエスと出会い、ルカの卓越した文学的デザインに没頭するお役に立てばという配慮から、アニメーションビデオや洞察に満ちた要約をちりばめています。

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この計画を提供してくれたBibleProjectに感謝します。 詳細については、https://bibleproject.comをご覧ください。