イスラエルへの神の御心 - 21日間デボーションガイドサンプル
第12日
神のダビデとの契約
神はイスラエルの家とユダの家に約束した善きことを実現するために、忠実であられます。その善きこととは、ダビデの家に生える義の枝、すなわちメシアの到来です。御父はイエスを送って、この約束をイスラエルに実現させました。イエスが地上で裁きを行い、義を確立するとき、神はユダを救い、エルサレムは安全に住むことができるようになります。
ヨハネの父ザカリヤは、イエスの現れを次のように要約しました。「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。主はその民を訪れて解放し、我らのために救いの角を、僕ダビデの家から起こされた。昔から聖なる預言者たちの口を通して語られたとおりに。それは、我らの敵、すべて我らを憎む者の手からの救い。主は我らの先祖を憐れみ、その聖なる契約を覚えていてくださる。」(ルカ1:68-72 新共同訳)
物語の中心には、神と契約を結んだ人々がいます。イスラエルの家とユダの家、ダビデ王とその王座、ユダとエルサレムの救いは、神の約束の中心に位置しています。ダビデの子孫がエルサレムの王座に座るでしょう。そして、全能の王もまたその都から支配するでしょう。
メシアの到来はイスラエルの物語の中で起こります。神がイスラエルに与えた約束は、全てイエスに向けられ、イエスに到達しています。イスラエルとエルサレムは脇に追いやられた存在でも、過去の出来事でもありません。神は、イエスとイスラエルの関係を直接結びつけて、自分の御子を高くあげる計画を立てておられます。イエスによって引き寄せられ、救われた国々は、イスラエルの契約と約束に加わるのです。
祈り
天の父なる神様、
聖なる御名を誉め讃えます。イスラエルの家とユダの家との契約、そしてその約束を実現されるあなたの忠実さに感謝します。ダビデの家に生まれた義の若枝、イエスをお贈りくださったことを感謝します。エルサレムから、地上で公義と正義を行うイエスを見る日を待ち望んでいます。そして、「主は私たちの正義」と呼ばれるエルサレムを見ることを願っています。
世界中の教会が、あなたの契約に対する忠実さにより、終末までイスラエルが重要な役割を果たし続けることを理解するように祈ります。イエスが、異邦人の救い主であると同時に、イスラエルのメシアであることから、イスラエルが終末時の出来事で中心的な役割を果たす必要があると示してください。
ユダヤ人の方々の目が開かれ、イエスが彼らの待ち望むメシアであると認めることができるよう祈ります。良い知らせを伝えるため、イスラエルにもっと多くの伝道者を呼び、送り出してください。ローマ書10章14-15節にあるように、ユダヤ人に平和の福音を伝える人々を強め、力を与えてください。
イエスの御名によって祈ります。アーメン。
この読書プランについて
聖書から、神のイスラエルへの愛の語りかけ、神のイスラエルとの契約、そして、神のエルサレムへの愛について学びましょう。そして、信仰を持って、主のイスラエルのための永遠の目的に同意して祈りましょう。
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